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新「AVeL リンクプレーヤー」のDLNA/DRM対応機能を試すレビュー(2/4 ページ)

ネットワークメディアプレーヤー「AVeL リンクプレーヤー」がバージョンアップし、DLNA準拠の各種PC用サーバソフトとの連携や、DRMコンテンツの再生が可能になった。どこまで思い通りの動作をしてくれるか、早速試してみた。

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「VAIO Media」――接続は問題なし。挙動は付属ソフトと同じ

 まず紹介するのは、VAIO Mediaとの接続実験だ。リンクプレーヤーを起動すると、普通にサーバが表示され、問題なく接続された。

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VAIO Mediaとリンクプレーヤーを接続した際の初期画面

 トップ画面の項目は、ソニーのルームリンクやVAIO MediaのクライアントからVAIO Mediaのサーバへ接続した時に目にする画面と同じだ。(ミュージック)とついている1〜4の項目は、SonicStageで管理しているデータベースから曲を選択する場合の検索項目。5の「キャビネットから探す」を選択すると、GIGA Pocket、およびDoVAIOで管理している録画ファイルへのアクセスが行える。6は、VAIO Mediaサーバで指定したフォルダをダイレクトに呼び出す項目である。

 動画と音楽に関して再生に問題はないようだ。ただ、画像に関しては、BMPは表示不可、PNGファイルは拡大状態で表示され、画像の一部しか表示されなかった。JPEGは問題なく表示されるが、表示されるまで5秒ほど(デコード?)時間がかかっている。

 VAIO Mediaサーバには、MPEG-2以外のファイルについてサーバ側でトランスコードを行う設定項目がある。この設定をONにしておくと、DivXやWMVファイルもAVLP2/DVDG-2の再生リストに表示される。しかし、このトランスコードを行わない設定にすると、AVLP2/DVDG-2の再生リストにはMPEG-2のファイルしか表示されない。AVLP2/DVDG-2自体は前述したようにMPEG-2/WMA/DivXの再生に対応しているので、どうやらクライアントの挙動はサーバの設定に依存する、と考えて良さそうだ。

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VAIO Mediaサーバにはトランスコードを行う設定が用意されている
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トランスコード設定をONにすると、DivXやWMVも再生リストに表示される
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VAIO Media サーバでトランスコード設定をOFFにすると、再生リストにはMPEG-2しか表示されない

 SonicStageで管理する楽曲に関しては、再生できるのはMP3ファイルのみ。ATRAC3/ATRAC3plusでエンコードしたファイルは再生できなかった。SonicStageのデータベースをそのまま利用できるので、曲順管理などをきちんと行いたい場合には、まず楽曲をSonicStageに登録した方がよいだろう。

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SonicStageの曲順(上)が反映されている(下)

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