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第29回 虫とマクロと望遠の関係今日から始めるデジカメ撮影術(3/3 ページ)

夏休みに公園へ行くと、セミやトンボ、ハチなどの虫がたくさんいる。そんな季節は、昆虫を「捕る」……のではなく「撮って」みよう。

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望遠マクロでトンボを撮る

 次はトンボを撮ってみよう。

 近寄らせてくれないときは、望遠のマクロモードだ。望遠時のマクロモードがどのくらい近寄れるかは機種によって違うのでなんともいえないが、超望遠デジカメでマクロモードにすればかなりがんばれる。

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 このくらいである。飛び回ってはその辺に何気なく止まるので、その瞬間を狙う。

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 なかなか近寄らせてくれないので、デジタルズームを使ってみたらかなりの迫力。ちなみに、これは交尾中のシオカラトンボ。つながったままで飛び回り、止まるのである。

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 アングルを変えると「8枚羽根のトンボ?」って絵になってまた面白い。でもこういう写真だけだとあとで訳が分からなくなるので、普通の斜めから撮った写真も必要なのだ。

 時には、近寄らせてくれる無防備なトンボもいる。

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 これは赤トンボをややローアングルで逆光で撮ったもの。羽がいい感じに透けてくれた。3倍ズーム機の望遠側のマクロだ。でもトンボといえば上から見た写真も押さえておきたい。

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 ギリギリまで近寄っても逃げないでいてくれたので助かった。手を伸ばして上から撮ったので液晶モニターがよく見えず、中心がずれてしまったが、このくらいは許そう。1枚くらいはこういうトンボらしい写真があるとよいものだ。

 最後に一番簡単なのをおまけでどうぞ。

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セミの幼虫の抜け殻。夏の強い光をうまく使うのがポイントだ
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