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“体を乗っ取るリモコン”から“こびとさん”まで――i-tokyo 2005っぽいかもしれない(2/5 ページ)

東京の「日本科学未来館」で、「インタラクティブ東京2005」(i-tokyo)と「第13回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)予選大会」という2つのイベントが開催された。これにいってきた。

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動画はこちら(MPEG-1、316Kバイト)

 一転してかわいい電子万華鏡。小さなカプセルユニット(実際にはRFIDタグで管理されている)に「カメラ」で短い動画を記録する。それをビューワーに入れてのぞくと、その動画を万華鏡のように見ることができる。カプセルは複数入れられて、別々に再生したり、合成して再生したりということも可能。

 鏡の三角柱の底面にビーズが入っているやつではなくて、三角中の底がぬけてて、景色をそのまま万華鏡としてみられるものをイメージしたということだ。

吸うのだ!「Straw-like User Interface

 ストローで吸う感覚を再現するユニット。いろいろなものをストローで吸うときの圧力変化と音を記録しておく。それをストローで吸いながら「再生」することで、納豆やマックシェークやラーメンやカレーライスやアスパラガスやケーキやかき氷などなどを吸ったときの感覚を再現することができるのだ。ライスの一粒ずつがストローを伝わってあがってくる感じはなかなか。

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これ、記録するために実際に吸ったんでしょうね。納豆とか……

もう1人じゃない「through the looking glass

 以前に紹介した“自分 vs 鏡”の自分のエアーホッケーはバージョンアップされて、筐体が綺麗になっていた。それだけだったら、もう一回紹介はしないんだけど、ちゃんと新作も用意していたのだ。

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 こんどは、テーブルの周りを4人で囲む。テープルにあるディスプレイには簡略された京都の地図が表示されている。ここで鬼ごっこをやるのだ。プレイヤーのうちひとりが鬼(泥棒)。残りの3人は、その鬼を捕まえる。

 今度のディスプレイは4方向から違うものが見えるようになっているのだ。地図はみんなに同じように表示されているのだけど、その上にあるものが違う。鬼は全員の位置が見えるのだけど、追いかける方は自分の周囲しか見えない。と、どうなるかっていうと、3人の間で、地図の上に指をおいて「あ、ここにいる!」だの「僕はこっちの方を探します」だのいったコミュニケーションが生まれるのだ。

 エアーホッケーのときには『これ作った人、ともだちいないでしょう』っていわれたそうだけど、今度はそんなことはない。ともだちちゃんといます。

回る、回るよ「TWISTER itokyo Edition

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