レビュー
小型で軽いデジタル専用望遠ズーム――AF-S DXズームニッコールED55〜200mm F4〜5.6G:レビュー:デジ一眼「2本目のレンズ」(4/4 ページ)
ニコン「AF-S DXズームニッコールED55〜200mm F4〜5.6G」は、小型軽量で価格が安く、望遠撮影の入門用に最適なレンズ。ニコン製デジタル一眼レフ機を買った人の2本目のレンズとしてお勧めできる。
また、ズームの全域で最短95センチまで近寄って撮れることもうれしい。このクラスの焦点域を持つ望遠ズームとしては優秀な接写能力といえる。
ちなみにライバルとなる望遠ズームとしては、1ページ目で取り上げた純正レンズのほかに、画質に定評のあるシグマ「55-200mm F4-5.6 DC」がある。さらに求めやすい価格の強力なライバルだが、「AF-S DXズームニッコールED55〜200mm F4〜5.6G」は超音波モーターによる静粛かつ高速なAFができる点や、最短撮影距離の短さで一歩リードする。
個人的には広角や標準域で撮るのが好きなので、旅行やスナップ用に望遠ズームを持ち歩くことは少ないが、「AF-S DXズームニッコールED55〜200mm F4〜5.6G」ほどの小型軽量ズームなら、いざという時のためにカバンに入れておいても負担にならないと感じた。ただし、くれぐれも言っておくが、手ブレには十分注意して使いこなしたい。
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