大胆なほど超スリムなプレーヤー、「iPod nano」を使ってみた:レビュー(2/3 ページ)
大胆なほどに薄いiPod nano。「日本人好み」と米Apple幹部もコメントしていたが、実際に使うとどうなのか。さっそく購入して試してみた。
また、選択ボタンを押したつもりが、早送りボタンを押してしまったことも。慣れるまで少々操作しづらいかもしれない。
液晶画面は1.5インチ。小さいながら、文字もすっきりと見やすく、取り込んだ写真を見ても意外とクッキリしていてキレイ。だが、画面が小さすぎて細部がよく分からないなぁと感じたのも正直なところ。ちなみにiPodの液晶サイズは2インチ、iPod miniは1.67インチ。
本体下部に付けられたヘッドフォンジャック
iPod nanoはiPodシリーズとして始めてヘッドフォンジャックが本体下部につけられている。個人的にもiPodを使っている際、ヘッドフォンのケーブルがジャマだなあと感じることが多々あったので、これには賛成。
また、ヘッドフォンを下部に接続するため、ズボンのポケットに入れる際などには自然と液晶部が下に、ホイール部が上になる。このため、iPod nanoを取り出してから、わざわざひっくり返して持ちかえこともなく扱えるので便利。
しかし、ヘッドフォンジャックのすぐ横にはDockコネクタがあるので、ヘッドフォンとコネクタを両方接続すると、コネクタを抜くために、いったんヘッドフォンを外さなければならなくなる。私はたまに、iPodをUSBで充電しながら音楽を聞くことがあったので、手軽にコネクタを抜き差しできなくなってしまったのは残念なトコロ。
また、市販のポータブルスピーカーで、ヘッドフォンジャック経由で出力するものは、iPodを立てて利用することができなくなってしまった(iPod nanoを逆さにすれば使えるけど、結構みっともない)。また、Dockにさす場合もヘッドフォンジャックが埋ってしまうので、その状態で曲を聞きたい場合は、Dock経由でスピーカーに接続するしかない。
もうひとつ、変更ではないのだが、気になったのはホールドの位置。iPod nanoはiPod miniの後継機種として発売されたためか、ホールドは左上に付いている。しかし、ご存知のとおりiPodは右上にある。iPod miniからの乗り換えならば問題ないけど、iPodユーザーだと「あれ?」と思ってしまう。
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