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ビクター、“スタジオ仕込み”の高音質ポータブルプレーヤー

日本ビクターは、独自技術で高音質化をはかったポータブルHDDプレーヤー“alneo”(アルネオ)「XA-HD500」を11月1日より販売する。高音質技術「net K2」に対応しており、音楽配信で購入した圧縮音源も高品質に楽しめる。

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 日本ビクターは9月15日、同社独自の技術で高音質化をはかったポータブルHDDプレーヤー“alneo”(アルネオ)「XA-HD500」を11月1日より販売すると発表した。価格はオープンだが、実売想定価格は4万5000円前後。

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“alneo”(アルネオ)「XA-HD500」。ボディカラーにはシルバーとブラックの2色が用意される

 新製品は6Gバイト(1インチ)のHDDを搭載した小型HDDオーディオプレーヤー。1インチタイプとしては世界最長(同社)という約30時間の連続再生が行える。

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中央に操作キーが配置されるスタンダードなインタフェース
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側面。本体は手にシックリとなじむ滑らかな曲線を描いている

 同社オーディオ製品に搭載されている高音質化技術「K2」を圧縮音源に対応させた「CCコンバーター」を搭載。圧縮音源が圧縮時に失ってしまった情報を再生時に補完することによって、より元のソースに近い音質を再現するという。CCコンバーターはソフトウェアとして実装されており、WMAやMP3といった圧縮音源の種類を問わずに高音質化をはかることができる。

 ヘッドフォンには高磁力ネオジウムマグネットを使用した密閉型が組み合わされる。音質のチューニングについては、ビクタースタジオのレコーディングエンジニアが参加しており、“こだわりの高音質”を実現したという。

 本体サイズは51.5(幅)×91.6(高さ)×16.9(厚さ)ミリ、約90グラム。MP3/WAMの再生が行え、Windows DRMもサポートする。専用ライブラリーソフトは用意されず、Windows Media Player10を使用する。160×132ピクセル(7行表示)の液晶にはバックライトも備えている。

 パッケージには充電やPCとの同期が行えるクレードルのほか、曲情報表示や検索までも行える赤外線リモコンが付属する。また、12月に販売が予定されているインタフェースアダプター「KS-PD50」を組み合わせることによって、カーオーディオとの接続も行える。

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パッケージにはクレードルも付属する

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