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三洋、25型ブラウン管のスペースに置ける55V/45V型リアプロ「GRAFINA」

三洋電機が、液晶リアプロジェクションテレビの新シリーズ“GRAFINA”として55V型「PTV-55HD1」と45V型「PTV-45HD1」を発表。奥行きを40センチ以下にして、25型のブラウン管テレビ設置スペースに置けるコンパクトさをアピール。

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 三洋電機は9月16日、液晶リアプロジェクションテレビの新シリーズ「GRAFINA」を発表。第一弾として、55V型「PTV-55HD1」と45V型「PTV-45HD1」を11月1日から発売する。価格は「PTV-55HD1」が54万8000円、「PTV-45HD1」が44万8000円。

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55V型「PTV-55HD1」(左)と45V型「PTV-45HD1」(右)

 「GRAFINA」シリーズは「リビングに新たな感動と笑顔を」を開発コンセプトに、設置性・高画質・快適性を重視した製品。小型化を図った新開発の光学エンジンを採用し、リアプロTVながら奥行きを40センチ以下(PTV-55HD1が39.7センチ、PTV-45HD1が34.7センチ)に収めた。「コーナー置きなら25型のブラウン管テレビとほぼ同じ設置スペースを実現した。PTV-55HD1は、50インチ以上の地上/BS/110度CSデジタル内蔵のハイビジョン対応リアプロTVでは業界最薄」(同社)

 サイズはPTV-55HD1が129.4(幅)×86.4(高さ)×39.7(奥行き)センチ・重さ約39.3キロ、PTV-45HD1が107.2(幅)×73.1(高さ)×34.7(奥行き)センチ・重さ約32.8キロ。

 0.7インチ(1280×720ピクセル)のハイビジョン対応ポリシリコン液晶パネルを3枚使った3LCD液晶方式を採用。RGB独立した3つの液晶素子で作られた3原色の映像をプリズムで合成して投影するため、映画館のフィルム投射に近い映像表現が可能だという。また、電源やランプ制御システムの最適化によって電源立ち上げから出画までの時間を「業界最速」(同社)という約15秒にした。映像信号をすべてのパートで10ビット処理したフルデジタル10ビット映像エンジンを搭載。

 地上/BS/110度CSデジタルハイビジョンチューナーを内蔵。映像ソースに合わせて選べる7つの映像モードを搭載。映画館のフィルム映像に近い絵作りのしっとりと落ち着いた情緒豊かな映像表現を行う「ピュアシネマモード」、コントラスト感や立体感を重視したSFX・アクション向けの「クリエイティブシネマモード」、緑や青を鮮明に再現するスポーツ観戦向けの「ダイナミックスポーツモード」などのほか、「アクティブゲームモード」「ホットライブモード」「標準モード」「マイイメージモード」が用意されている。

 デジタルインタフェースとしてHDMI入力端子を1系統用意。また、D4端子やiLink(各2系統)のほか、コンポーネント/アナログRGB/デジカメ端子(USB2.0)など豊富なインタフェースを装備した。

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