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第33回 赤ちゃんと子どもと記録の関係〜屋外編今日から始めるデジカメ撮影術(3/3 ページ)

赤ちゃんや子どもは、小さなときからデジカメで撮りまくられる運命にある。しかし、そうして撮り続けることは、子どもの成育記録や自分たちの生活の記録にもなるのだ。今回は、屋外での赤ちゃん・子どもの撮り方や注意点についてお伝えしよう。

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肌はちょっと明るめに撮ろう

 子どもの肌はとてもきれいなもの。できればつやつやですべすべに見えるように撮りたい。

 そこで、できるだけ明るめに撮るようにしよう。

 特に逆光気味で撮るときは肌が暗く写りがちなので、液晶モニターを見ながらマメにチェックしたい。

 一般的に顔が暗く写りがちなのは、「白い服を着てるとき」「空など背景が非常に明るい場合」「逆光」(つまり顔が陰になってるとき)。こういうときは+1くらいの補正をかけちゃっていい。

 要するに顔より明るい部分が多いときだ。

 逆に顔が明るく写りがちなのは、「黒い服を着てるとき」「森など背景が暗い場合」など顔より暗い部分が多いとき。

 ただ、どういうとき、どのくらい補正したくなるかはカメラによって違うので、自分のカメラのクセを知っておきたい。カメラによっては常に「+0.3」くらいの補正をかけておいてもいいくらい。

 例えば逆光の時。


標準のまま

+1の露出補正

 露出補正をかけると全体が明るくなる。女の子だと、わざとちょっと明るめに撮ってやると、より色白に見えてよかったりする。


標準

+0.7の露出補正

+1.0の露出補正

 このように露出補正というのは「もっと明るく撮ってね」とカメラに指示する行為なのだ。難しいもんじゃない。

 室内でも露出補正は有効だ。


標準

+1.0の露出補正

 露出補正の有無で写りがこんなに違ってくる。子どもの顔は、特に女の子の顔は明るく撮ってあげるようにしたい。

 ただし、室内でプラスの露出補正すると、どうしてもシャッタースピードが遅くなりがちなので注意だ。ミニ三脚を手元においてすぐ使えるようにするとか、机や椅子など手近なものに肘を置いちゃってカメラをしっかり持つ工夫が必要だ。その辺の室内撮影の話は次回に。

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