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“3 in 1”になった「カンタロウ」を試すレビュー(6/6 ページ)

東芝の「AK-V200」は、“わかりやすさ”重視の「カンタロウ」シリーズに追加されたVHS一体型デジタルレコーダー。家族で使うけれど、自分は少しマニアックな機能を使いたい……そんなワガママにも応えてくれる3 in 1だ。

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 競合製品と比べたとき、AK-V200の特徴といえるのは、やはり独特のユーザーインタフェースだろう。RDシリーズをベースにしつつ、大幅に手を入れたソフトウェアはとっつきやすく、リモコンもボタンサイズや配置にメリハリがあって分かりやすい。市販のDVDビデオやファイナライズ済みDVDメディアを挿入すると、自動的にDVDユニットに切り替わり、再生が開始されるといった点もいい。

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RDシリーズとはまったく異なるデザインのボタン数を減らしたリモコン。ボタン数を減らしつつ「終了」「削除」といったボタンが追加され、より直感的に操作できるようになっている

 それでいて、ベースがRDシリーズであるため、機能面の懐は深い。たとえばチャプター編集時に編集単位をフレーム/GOPで切り替えたり、DVDビデオへのダビングするときにズレの発生しないチャプターの設定も可能。カンタロウやRDシリーズでダビングしたDVDメディアなら、DVDビデオ形式からでもDVD→HDDへの高速ダビングが行えるなど、競合製品にはない魅力を備えている。家族も使うから操作は簡単じゃないとダメだが、自分は少しマニアックに使いたい――そんなワガママにも応えてくれる3 in 1といえる。

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