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第34回 赤ちゃんと子どもと記録の関係〜室内編今日から始めるデジカメ撮影術(2/3 ページ)

前回は屋外をメインに書いてきたけど、今回は逆に室内をメインにあれこれと撮り方を考えてみよう。ストロボに気をつけたり、部屋を片付けたり……。子どもの個性を撮る、という点も重要だ。

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部屋はできるだけ片づけよう

 室内で撮った写真で見逃しがちなのが、背景。撮るときは子どもに集中しているので気づかないけれども、いざ写真になってみると全体を客観的に眺められるので、あとになって「あ、こんなとこに洗濯物が写ってたっ」なんてことも。

 家で楽しむだけならいいけど、みんなに見てもらおうとか、コンテストに応募しようなんて思ったら、背景にも気を配りたい。


おもちゃ箱やら何やらが一緒に写ってしまった

でもちょっと撮る角度を変えれば問題なし

 かといって、「今日は写真を撮るから部屋を片づけましょう」というのもヘンだし、毎日どこを撮ってもいいように部屋を片づけるというのも、小さな子供がいるうちでは大変。そういうときは撮る角度を変えたりしてごまかしちゃえばいい。


後ろに洗濯物や散らかったおもちゃが

でも撮る角度を変えちゃえばすっきり

 縦位置で撮るとか近寄って撮るのもいい。


縦位置で撮ることで背景をごまかせ、しかも線路の遠近感も

 このように縦位置にしちゃうことで背景の写る範囲を変えることもできる。アップで撮って身体で背景を隠しちゃうというのも手。


身体で隠しちゃいました

 部屋はきれいにこしたことはないけれども、無理に片づけなくても工夫次第なのだ。逆に背景にそのとき自慢の家電品(大型テレビとかPCとか)なんかが写っていると、何年かしてから「ああ、あのときにテレビを買い換えたなあ」「あのときはこんなテレビを使ってたのか」なんて記憶が蘇って、それはそれで楽しい。

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