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23ミリの衝撃! 2つのレンズで超広角を実現――コダック「V570」レビュー(4/5 ページ)

CESでも話題のコダック「Kodak EasyShare V570 デュアルレンズ デジタルカメラ」のレビューをいち早く紹介。2つのレンズを搭載し、35ミリ判換算で23ミリという超広角を実現した注目機の実力はいかに?

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 カメラ内で保存先のアルバムを指定できる「アルバム」やカメラ内でお気に入りの写真だけをスライドショーさせたり、お気に入りだけプリントアウトしたりできる「お気に入り」といった機能も踏襲。

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再生時のメニュー画面。アルバム分けや、カメラ内でのトリミングも可能

 コダックのデジカメの特徴であるshareボタンも搭載、単体でプリンタードックと接続して簡単にプリントアウトすることが可能。カメラ内でのトリミングなどにも対応しているので、PCを使わずにある程度は快適に写真印刷が行える。

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shareボタンは、特にプリンタードックと併用するときに便利

 とにかく、このV570の楽しさは広角23ミリのレンズに集約される。ひとまず手に取り、広角の楽しさをぜひ体験して欲しい。ここまで広角になると、何も考えずにただ撮るだけでも楽しい。カメラ任せのオートやシーンモードで、撮影の細かい技術にはこだわらなくても、目で見るのとはひと味違う、広角レンズならではの写真が得られるはずだ。

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バッテリは小型の専用バッテリ。撮影可能枚数はCIPA規格で約160枚。SDメモリーカードに対応し、32MB(画像保存用は28MB)の内蔵メモリも搭載する

作例

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ウルトラワイドで撮影。コダックらしい青空の色はいいが、等倍で見ると細部の表現は少し怪しい。23ミリの広々とした表現は魅力。なお、日付設定を誤っているため、Exifの撮影日は狂っている
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ウルトラワイド。ISO感度はISO64だが、かなりノイズの目立つ結果。ほかに得難い特徴のレンズではあるが、こうしたシーンはそれほど得意ではなさそうだ。Exifの撮影日が狂っているが、この雲の向こうに2006年最初に昇る太陽があった……。千葉県/矢切の渡し付近から
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同じくウルトラワイド、矢切の渡し付近
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夜景モードで撮影。シャッタースピードは0.6秒。ノイズリダクションが働いたせいか、ノイズはかなり低減されている。ナチュラルカラー
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こちらはヴィヴィッドカラー。原色がかなり派手な色味になる。草木や空の撮影に適しているだろう
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シックカラー。色としてはかなり地味な表現になる

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