23ミリの衝撃！ 2つのレンズで超広角を実現――コダック「V570」：レビュー（5/5 ページ）

CESでも話題のコダック「Kodak EasyShare V570 デュアルレンズ デジタルカメラ」のレビューをいち早く紹介。2つのレンズを搭載し、35ミリ判換算で23ミリという超広角を実現した注目機の実力はいかに？

[小山安博，ITmedia]

テレ端での撮影。毛の表現はそれほど悪くなく、ズームレンズの性能はそれなりにいい。暗部のざらつきも抑えられている

シーンモードにあるパノラマ撮影機能を使って180度の風景を撮影。直射日光が入り込んでいるため、派手にフレアが出現してしまっているが、この景色をわずか3枚で撮影できた。合成はカメラ内で行われ、手軽にパノラマ撮影が可能になっている

派手な色のにじみもなく、この状況ではまあまあの描写だろう。パースペクティブは大きいが、カメラ内での歪み補正機能もあり、そこそこに歪みも抑えられている

周辺光量の低下も少なく、こうした写真が撮れるのは23ミリの広角レンズならでは。こちらは歪み補正をオフにしている

ISO400での撮影。色の再現はそこそこだが、細部の表現は怪しくなり、色ノイズも多め。このあたりは緊急避難用と考えた方が良さそうな印象

広角＋パンフォーカスは、手軽な気持ちで撮りまくるのがいい。デジタル一眼レフカメラの広角レンズを使った方が高画質だが、ジーンズのポケットにも入るほど薄く小さいカメラで撮影できるのが魅力