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魚の視覚で世界を切り取る――デジタル対応魚眼レンズ5本撮りくらべレビュー:デジ一眼「2本目のレンズ」(2/5 ページ)

昨年末から今年にかけ、シグマ、ペンタックス、オリンパスの各社からデジタル対応の魚眼レンズが相次いで登場した。このジャンルの先駆けであるニコン製の魚眼レンズとあわせ、計5本の魚眼レンズを試してみよう。

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「D70s」にセットした状態。以下の作例ではD70sを使用した。もちろん「D50」や「D200」など、すべてのニコン製デジタル一眼レフ機で使える
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魚眼では、レンズの近くにあるものがより大きく写り、遠くにあるものがより小さく写る
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カメラのアングルやポジションをほんの少し変えるだけで、被写体の見え方は大きく変化する
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比較として、ほぼ同じ位置から標準ズーム「AF-S DX Zoom Nikkor ED 18〜70mm F3.5〜4.5G(IF)」の18ミリ側で撮影。魚眼がどれほど広いか分かるはず
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室内の全景を丸ごと記録するのに最適。そもそも丸い場所なら、歪みはさほど気にならない
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狭い室内を撮るのにも役立つ。覗き穴から見たような、不思議な雰囲気の写真になった
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最短撮影距離の短い魚眼レンズは、魚や動植物などのマクロ撮影にも生かせる
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通常のマクロ撮影とは違い、近景と遠景の両方を写し込めるのが魚眼接写の面白みだ
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被写界深度は非常に深いが、撮影距離が短ければ背景はそれなりにボケる
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背景を真っ白に飛ばしたので、言われなければ魚眼とは気付かないかもしれない

オリンパス「ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye」

 オリンパス「ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye」は、4/3型の撮像素子を持つフォーサーズシステムのデジタル一眼レフ専用の対角線魚眼レンズだ。価格は9万3000円で、実売は7万円台前後。

 最短撮影距離は13.5センチで、レンズの先端から2センチ先の被写体にまで近づける。特徴は、フォーサーズ用に最適設計され、防塵防滴性能を備えること。また防水プロテクタや防水レンズポートを組み合わせることで、水深60メートルの本格水中撮影にも利用できる。

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オリンパス「ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye」。最大径は79ミリで、全長は77ミリ。重量は485グラム
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「E-500」にセットした状態。フォーサーズマウントのデジタル一眼レフ機で利用できる。以下の作例では「E-500」を使用した
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見晴らしのいい場所に立つと、その光景のありのままを記録したくなる。そんな時こそ魚眼の出番だ
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広角レンズでは後部座席からでも車内の全体は撮れないが、魚眼レンズならこの通り

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