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第41回 愛車とデジカメの関係今日から始めるデジカメ撮影術(1/4 ページ)

これまで自分のコレクションなど小物を撮ってきたが、今回はもっと大きなもの、「愛車」を撮ってみよう。普通のスナップ写真だけでなく、流し撮りにも挑戦だ。

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 自分の好きなものを撮ろう、ということで、これまでは小物は何度か撮ってみたけれども、今回はもっと大きなもの。愛車である。わたしはクルマに乗らないので、クルマ好きのおうちへお邪魔してあれこれ撮らせてもらってきた。

クルマ撮影の基本

 なんといっても日なたで撮ること。曇った日に撮るのは構わないが、日陰はよくない。部分的に陰っているのもよくない。日陰は色がきれいに出ないから。

 もうひとつ、白いメタリック系の場合は周囲の建物が写り込んじゃうことがある。それはよくない。


日陰で白いクルマを撮るとこんな風に青くなっちゃうことがある

ホワイトバランスを「日陰」にセットしたけど、白さがイマイチ出ていない

 クルマを撮るときはひなたへ持って行こう。

 さらに、広角側と望遠側で写りががらっと変わっちゃうことに注意しよう。


広角側。遠近感が強く出すぎちゃう。しかも自分の影が入っちゃいました

やや望遠で。これだと形がきれいに出る

 この辺が基本の角度といっていい。フロントもサイドもちゃんと見えている。

 また、白いクルマがより白く写るよう+1/3の露出補正をかけてある。そうしないと白いものは暗めに写っちゃいがちだからだ。

 でもこれはちょっと背景に生活感があふれてるので、クルマを変え、広いところへ移動。

 そうして、広いところに着いので、もうちょっと上から全体を撮ってみることに。しかし、近くに踏み台になるようなものは何もない。そういうときは三脚。三脚にカメラをつけて手に持ち、上にかかげて2メートルくらいの高さから撮影してみた。


これは通常の目線から

三脚を付けて2メートルくらいの高さから撮った

 もちろんセルフタイマー。回転式液晶モニターのデジカメだとこういうとき便利。そうじゃないとピントが合わなかったり構図がずれたりするのだが、そこは何枚撮ってもOKなデジカメの出番だ。たくさん撮るべし。うまくいったと思ってもさらに撮る。液晶モニターではうまく撮れてても、帰宅して大きな画面で見たらピントがずれてたとかブレてたって普通にあることだから。


こうやって撮りました
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