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インタビュー

「iPod Hi-Fiには3つの特徴がある」インタビュー(2/2 ページ)

販売開始された「iPod Hi-Fi」。スティーブ・ジョブズ氏は「ホームユースにもっと目を向けなければならない」と狙いを説明しているが、具体的にどのような“ホームユース”を主眼に製品化されたのか。来日した米Apple Computer幹部にたずねた。

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――リビング、と一口に言っても国や地域でとらえ方はさまざまで、日本と米国を比べても、一概に米国の家庭の方が広いリビングルームを備えています。国別にセッティングを変えるようなことは検討しましたか?

チュラーニ氏: Appleのユーザーは全世界に存在していますので、国別に特別な違いを設けることはありません。全世界から得られたフィードバックを元に製品開発を進め、全世界に向けて製品は開発されています。

 もちろん、日米で住宅事情が異なることは認識していますが、使い方そのものに大きな違いはないと考えています。

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部屋のどこでにもマッチするデザイン性も特徴だというチュラーニ氏

――試聴してみたところ、低音の存在感を非常に感じるました。しかし、ボリュームを絞るとあまり特徴が出ないようも感じました。何か適した音楽ジャンルを想定したのですか?

チュラーニ氏: 3人〜5人が集まるリビングルームに最適化されているので、確かに音量を絞るとそう感じるかもしれません。パーティなどある程度の人数が集まる場所で使う方が特徴が出ると思います。iPod側から音質調整が行えますから、そこで変化をつけて欲しいですね。

 ジャンルですが、幅広いジャンルの音楽にマッチするように設計しています。テストや開発に携わった人間の好みもそれぞれですしね(笑)

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アップルストア銀座店では実際にiPod Hi-Fiのサウンドを確かめることができる
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