パイオニア、800GバイトHDDを搭載したハイビジョン“スグレコ”
パイオニアは、800GバイトのHDDを搭載したハイビジョン“スグレコ”「DVR-DT100」を4月下旬に発売する。HDDの容量アップにより、地上デジタル放送をDRモードで約92時間録画可能に。
パイオニアは3月14日、800GバイトのHDDを搭載したハイビジョン“スグレコ”「DVR-DT100」を発表した。昨年12月に発売した「DVR-DT90/70」のHDD強化モデル。発売は4月下旬の予定で、価格はオープン。店頭では18万円前後になる見込みだ。
HDD容量の増加により、デジタル放送をそのままの画質で記録する「DR」モード(TS記録)では地上デジタル放送を約92時間録画できることになった。そのほかの仕様はDVR-DT90と共通で、デジタル3波対応チューナーとアナログチューナーを搭載し、デジ×アナの2番組同時録画に対応する。
DVDドライブは、DVD-Rが書き込み最大12倍速、DVD-RWは最大6倍速。CPRM対応DVD-R DLメディアへの書き込みをサポートするが、同時発表のアナログチューナーモデルが搭載したマルチドライブと異なり、DVD-RAMやDVD+R DLの書き込みはサポートしていない。外付けHDDにも非対応だ。
このほか、スポーツ中継などによる放送時間の延長に対応する「野球延長対応」や「連ドラ延長機能」、番組検索の効率をアップする「気がきく! 録画辞典」や「新番組検索」「おまかせ検索」などをサポート。1920×1080ピクセル表示が可能なEPGやメール予約機能を搭載している。
映像出力は、HDMI×1系統のほか、D4出力×1系統、Sビデオ/コンポジット出力が各1系統。入力はSビデオ/コンポジット×3系統となっている。外形寸法は420(幅)×363(奥行き)×94(高さ)ミリ。重量は6.9キロ。DV端子も備える。
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