ビクター、光学15倍ズームと明るいF1.2レンズ搭載のDVカメラ新製品
日本ビクターは、光学15倍ズーム、F1.2レンズを搭載したDVカメラ“ベビームービー”「GR-D650」を5月下旬に発売する。
日本ビクターは4月10日、DVカメラ“ベビームービー”シリーズの新製品「GR-D650」を発表した。5月上旬の発売で価格はオープン。店頭予想価格は6万5000円前後。
「家庭用ビデオカメラではもっとも明るい」(同社)という、F1.2〜F2.8レンズを採用しており、光学ズームは15倍。35ミリ判カメラ換算時の画角は、動画撮影で48.1ミリ〜721.5ミリ、静止画撮影では36.1ミリ〜541.5ミリとなる。
1/5型有効133万画素のCCDを搭載。69万画素での動画撮影と、123万画素での静止画撮影が行える。同社独自の高画質エンジン「メガブリッド」を備え、動画と静止画それぞれの専用回路によって、最適な高画質処理を行うという。また、手ブレ補正や、約1.3秒間のスロー映像を記録できる「ライブスロー」、ワイドテレビ向けの映像を撮影できる「高精細16:9ワイドTVモード」といった機能を搭載した。
明るいレンズの採用により、撮影可能な最低照度は9ルクス。周囲の明るさを感知して自動的に点灯する「オートLEDライト」や、暗いシーンで発生するノイズを低減する「3次元DNR高画質回路」を搭載した。また、わずか1ルクスの明るさで撮影が行えるナイトアイ機能も持つ。
屋外でも画像が見やすい2.5型(11.2万画素)の「クリアブライト液晶モニター」を備えており、「クイックパワーオフ」機能によって開閉による電源のオン/オフが行える。
付属する標準リチウムイオンバッテリー「BN-VF707」は「データバッテリー」に対応し、残量や撮影可能時間を液晶モニターで確認できる。ファインダー使用時の連続撮影可能時間は約1時間40分(実撮影時間約50分)。液晶モニター使用時では約1時間30分(実撮影時間約45分)となる。
サイズは59(幅)×112(奥行き)×97(高さ)ミリ。標準バッテリー、テープ、グリップベルト、レンズキャップを含めた撮影時の重さは約500グラム。
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