東芝、2層メディアにも対応した新型「カンタロウ」
東芝は、2層メディアに対応し、160GバイトHDDを内蔵したDVD/HDDレコーダー“カンタロウ”「AK-G300」と、CPRM(DVD-R/RW)対応のDVDプレーヤー「SD-280J」を発表した。
東芝は4月19日、「安心」「簡単」がコンセプトのDVD/HDDレコーダー“カンタロウ”「AK-G300」とCPRM(DVD-R/RW)対応のDVDプレーヤー「SD-280J」を発表した。発売はAK-G300が4月下旬、SD-280Jは5月下旬。価格はともにオープン、店頭予想価格はAK-G300が5万円前後、SD-280Jが9000円前後となっている。
AK-G300は160GバイトのHDDを搭載し、2層メディアのDVD-R DLやDVD-RAM/DVD-R(CPRM対応)/DVD-RWへの記録に対応したレコーダー。上位機種の「RD-XD91」などと同じくブラックアクリルパネルなどを使用し、エントリーモデルでありながら高級感あるデザインを採用した。
地上アナログ放送対応のチューナー1基を搭載し、GコードとADAMS-EPGによる予約録画が可能。リモコンにあるメニューボタンで表示される「カンタンメニュー」から、予約画面や録画タイトル一覧、ダビングモードの選択といった操作を迷わずに行うことができる。
番組の本編のみを自動で編集する「おまかせプレイリスト」を搭載。これは、番組予約時に「本編自動チャプター分割」を有効にしておくことで、本編以外の映像や繰り返しとなる映像を編集したプレイリストを自動作成する機能。また、シーンの変化を解析して自動でチャプター分割する「マジックチャプター」や、再生中に番組説明の表示が可能な「見ながら番組説明」、予約番組の延長や時間変更に対応する「スポーツ延長/ドラマ延長」機能を搭載し、快適な視聴が行えるという。
用意される出力端子はD2端子×1、ビデオ端子×1、Sビデオ端子×1、デジタル音声端子×1。入力端子はSビデオ端子×2、ビデオ端子×2となっている。突起部を含まないサイズは430(幅)×341(奥行き)×58.3(高さ)ミリ。重さは4.6キロ。ワイヤレスリモコン、映像/音声接続ケーブル、同軸ケーブルが付属する。
SD-280Jは全高42ミリと省スペースの薄型DVDプレーヤー。DVDビデオ、DVD-R/RW(CPRM対応)、ビデオCD、音楽CD、CD-R(音楽CD、MP3、WMA、JPEG)、CD-RW(音楽CD)の再生に対応する。
プログレッシブ再生が可能で、コンポーネント映像入力(480p/525p)に対応したテレビと接続して走査線のチラつきが少ない映像を表示することができる。また、2つのフロントスピーカーだけで3Dサラウンドを再現する「Qサウンド」機能を搭載した。
用意される出力端子はD2端子×1、Sビデオ端子×1、ビデオ端子×1、光デジタル音声端子×1、同軸デジタル音声端子×1。サイズは430(幅)×42(高さ)×200(奥行き)ミリ。重さは1.6キロ。リモコンが付属する。
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