もうすぐワールドカップ、欲しいAV製品は?:+D Voice
もうすぐワールドカップ。テレビやDVDレコーダーを買い換えて観戦に備えるITmedia読者もいるはず。いちばん欲しいAV製品はなんだろうか。
今年は6月9日からサッカー・ワールドカップが開催される。グループリーグから決勝まで全64試合の熱戦が繰り広げられるわけだが、+Dの読者はどんなAV機器を購入してワールドカップ観戦を楽しみたいと考えているのだろうか?
結果は上図のとおり。「特に欲しいAV機器はない」という解答が40%と目立ち、その後に「プラズマテレビ」(20%)、「液晶テレビ」(19%)、「DVD/HDDレコーダー」(14%)、プロジェクター(4%)と続いた。
「ワールドカップだからといってAV機器を新規購入することもないか……」というユーザーが多かったという結果といえるが、プラズマテレビと液晶テレビの項目を合計すると39%になり、薄型テレビの購入を検討しているユーザーが相当数いることも伺える。
興味深いのが、液晶とプラズマの支持率がほぼ同じだということ。単純に動画面サイズで価格を比較すれば液晶の方が安価だが、動画応答性や視野角などを比較すればプラズマに分がある。高価なことや消費電力の多さもプラズマの弱点だったが、最近では42V型で17万円台プラズマテレビなど低価格化も進んでいるほか、松下電器産業のVIERA PX600シリーズは省電力設計も大きくアピールしている。
液晶とプラズマ、薄型テレビとしてどちらを選択するかは非常に難しい問題だが、仮に一年前に同様の調査をすればプラズマを「欲しいAV機器」として挙げる人は多くなかったはず。プラズマテレビが一般的なAV製品として認知されてきたことを今回の調査は教えてくれたようだ。
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