電球ソケットで使える“LEDランプ”は入手不可?:LifeStyle Weekly Access Top10
LEDランプの記事掲載後、既に一部出荷を開始しているというリリースの記述を見て、早速、近所の大手家電量販店に買いにいった。1つ3000円でもいいから、頻繁に切れる自宅のレフランプをLEDでリプレースして、メンテナンスフリー化したいと思ったからだ。でも、なかった。
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先週のランキングで第3位だった“LEDランプ”記事が、しぶとく10位に残った。LED照明という斬新さが人目を引いたか、あるいは今使っている電球ソケットで使える=低コストという印象が注目を集めたのか――理由はさまざまだと思うが、LEDは“人類が手に入れた第4の明かり”というフレーズに見合った期待の高さといえそうだ。
ここで1つ、悲しいお知らせがある。
実はLEDランプの記事執筆後、既に一部出荷を開始しているというリリースの記述を見て(いいように解釈して)早速、近所の大手家電量販店に買いにいった。1つ3000円でもいいから、頻繁に切れる自宅のレフランプを長寿命なLEDでリプレースして、メンテナンスフリー化したい。
でも、なかった。どこを探しても、ない。店頭に置かれていないのである。
店員に尋ねると「東芝ライテックの内覧では見かけましたが、まだ入荷していないみたいですね」とのこと。総合商品カタログをめくってもらい、会社に戻り、改めて東芝ライテックに出荷状況を確認してみると、出荷済みというのはあくまで一部特定用途向けで「今のところ店頭販売の予定はない」という。「基本的に店舗向けの高価な商品なので、どちらかというと受注生産に近いスタイルですね」(同社)。
…… orz。
たしかに高価だが、それより省電力で長期間使えるほうが大事な照明器具というのは家の中にも存在する。たとえばわが家のレフランプは、もともとフロントプロジェクターを使って映画を見るときの間接照明だ。多少光量が減っても問題ない。そして、ホームシアター用途に限らず、インテリアに凝る人から夏場の熱い電球が嫌いな人まで、同様のニーズを抱える人も少なくないはず。そして「既存の電球ソケットで使える」という新機軸は、需要を健在化させる可能性を持っているのだ。
だから、早く一般の店頭に並べて欲しい。私は照度計を持って待ちかまえている。
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