ソニー、デジカメ画像との関連づけも行える小型GPS:15秒間隔で足跡をマーク
ソニーは小型GPSユニット「GPS-CS1K」を9月1日に販売開始する。付属ソフトを利用すれば画像の関連付けが行え、自分の撮影した写真を地図上に表示できる
ソニーは8月2日、パーソナルGPSユニット「GPS-CS1K」を9月1日に販売開始すると発表した。価格は1万5540円。
新製品は移動した位置情報を内蔵メモリに自動的に記録していく携帯式のGPSユニット。移動したルートはもちろん時間も自動的に記録されるので、付属の地図ソフト「Super Mapple Digital Ver.7 for Sony」と組み合わせることで、「何時何分にA地点、B地点を移動しながら何時何分にC地点に到着」と、自分がどのように移動したのかをグラフィカルに把握できる。
もうひとつの付属ソフト「GPS Image Tracker」を利用すると、デジカメ画像(JPEG)の撮影時間とGPSが記録した時間をシンクロさせて、画像が撮影された場所を特定、地図上に撮影した画像を表示できる。本製品を身につけながら観光地を散策、同時にデジカメで写真を撮っていれば、わずかな手間だけで自分の観光したルートを写真で確認して楽しめる。
デジカメ画像はExif 2.1以降に対応しているJPEGファイルならば問題ない。また、2006年8月以降に発売されたサイバーショットに付属する画像管理ソフト「Picture Motion Browser」を併用すると、Google Map上に撮影した画像を配置することも可能になる。
GPS-CS1Kの本体サイズは87(幅)×36(高さ)×36(奥行き)ミリ、約55グラム(本体のみ)。電源には単三形乾電池を利用し、アルカリ電池で約10時間(ニッケル水素電池では約14時間)の利用が可能。記録間隔は約15秒となっている。
関連記事
- “さらにブレない”7メガスリムデジカメ、サイバーショット「T10」
ソニーは薄型コンパクトデジカメ“サイバーショット”「DSC-T10」を発売する。前モデルから画素数をアップしたほか、ISO 1000の高感度撮影モードを搭載。 - 液晶をサイズアップ、使い勝手高めたサイバーショット「W50」
ソニーは“サイバーショット”「DSC-W50」を9月8日より販売開始する。ISO1000の高感度撮影や6メガCCDなどの特徴はDSC-W30から引き継ぎつつ、背面液晶を大型化した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.