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第54回 手持ち花火と浴衣の関係:今日から始めるデジカメ撮影術(2/3 ページ)
夏といえば花火。大きな打ち上げ花火をみんなで観る(撮る)のもいいけれども、今回は手持ちの家庭用花火の撮り方を考えてみた。
線香花火をかっこよく
ぜひスローシャッターできれいに撮りたいのは線香花火。線香花火の細かくて細い火の花が咲き乱れる様は、スローシャッターじゃないと撮れないのだ。
線香花火がきれいなのは本当に一瞬。
タイミングが合わないとこんなことになる。
意図してないのに、火玉がボトっと落ちていく哀しい瞬間を捉えてくれました。
あとは風。
これなんかはいい感じで撮れそうだったのだけど、風が吹いてあおられてしまったのが残念。
では気を取り直して。
なんとシャッタースピードは2秒。彼女がちょっと動いちゃったからブレてるけど、線香花火らしい絵が撮れた。
もうちょっとアップで撮ってみよう。
ちょっとブレてるけど、左下に線香花火、右上に顔がギリギリ入るようにフレーミングして撮ってみた。感度を上げて撮ったのでちょっとノイズは多いけれども、このくらい寄るとちょっとカッコいい。
さらに線香花火の淡い光だけで撮影。
ほんのりと手と顔が赤くもやっと光っているところなんか、なかなかきれいでこういう撮り方も雰囲気が出てよい。
花火だけを撮るのもなかなか風情がある。
なんてあれこれ撮ってるうちに、花火がなくなりました。
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