第54回 手持ち花火と浴衣の関係：今日から始めるデジカメ撮影術（3/3 ページ）

夏といえば花火。大きな打ち上げ花火をみんなで観る（撮る）のもいいけれども、今回は手持ちの家庭用花火の撮り方を考えてみた。

[荻窪圭，ITmedia]

スローシャッターで遊ぼう

　最後はスローシャッターならではの遊びを。

　シャッタースピードが1秒。1秒って短いようで長い。長いようで短い。

　では手に花火を持って空中を動かしてもらおう。

　シャッタースピードが速いとこんな普通の写真にしかならないけど、約1秒で撮るとこんなのが撮れるのだ。

　シャッタースピードを遅くして、スローシンクロでフラッシュを焚くのがポイント。

　あとはタイミング。

上手に動かしてもらうとこんな風にきれいに丸を描ける

　どうしても煙やスローシャッターならではのブレで顔をくっきり写すのは難しいけど、何人かで担当を決めて同時に動いてもらって単語を描くなんて遊びもできる。

　タイミングが合えばいろいろと遊べる。

これは数字の8

これはハート。ハートというより「源氏パイ」みたいになっちゃったけど

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　普通の花火に飽きたらこうやって遊ぼう。

　なお、当たり前だけど、周りに人がいるときに振り回したりしないように。では花火を楽しもう。