3種類の“ぶれ補正”を搭載したデジカメ「オプティオA20」
ペンタックスはコンパクトデジタルカメラの新製品「オプティオ A20」を発表した。有効画素数を1000万画素に高めたほか、独自の手ぶれ補正機能「SR」(Shake Reduction)など3種類のぶれ補正機能を搭載。
ペンタックスは8月22日、コンパクトデジタルカメラの新製品「オプティオ A20」を発表した。有効画素数を1000万画素に高めたほか、独自の手ぶれ補正機能「SR」(Shake Reduction)など3種類のぶれ補正機能を備えた。9月下旬発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では4万円台半ばになる見込みだ。
1/1.8型の大型CCDと像性能に定評のあるsmc PENTAXレンズを採用した上位モデル。35ミリ判換算で38〜114mm相当の光学3倍ズームを搭載する。最大3648×2736ピクセルの静止画撮影(10M)にくわえ、DivX動画記録にも対応している。
注目のSRは、ジャイロセンサーが検知した“ぶれ量”に対し、撮像素子を水平/垂直に動かすというぶれ軽減技術だ。とくにシャッターを押すときに生じやすい手ブレに効果を発揮するという。また、被写体の明るさに応じてISO1600まで感度を自動調整してブレの発生しにくいシャッタースピードを設定する「ぶれ軽減モード」、動画撮影時の手ブレをソフトウェア処理で補正する動画用の「電子式手ブレ補正」を搭載した。
このほか人物の顔にピントを合わせ、顔の部分の明るさを確保する「顔認識AF&AE」や動く被写体にピントを合わせ続ける「自動追尾AF」、風景やポートレート、夜景といった撮影状況をカメラが自動判別して設定を最適化する「オートピクチャーモード」などを搭載。記録メディアは、約22Mバイトの内蔵メモリとSDカードで、SDHCカードにも対応する。
外形寸法は88.5(幅)×54.5(高さ)×23(厚さ)ミリ。重量は、SDカードとリチウムインバッテリー込みで約145グラムとなっている。
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