シグマ、18-200ミリのデジ一眼用手ブレ補正機能付きレンズなど
シグマがデジタル一眼レフ用の手ブレ補正機能付きズームレンズ「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」を「Photokina 2006」に参考出品。花形フードや偏光フィルターの装着も可能だ。
18-200mm F3.5-6.3 DC OS
シグマは9月26日、手ブレ補正機能付きズームレンズ「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」を開催されている「Photokina 2006」に参考出品すると発表した。発売日ならびに価格は未定となっている。
新製品はデジタル専用ズームレンズ「18-200mm F3.5-6.3 DC」に、同社独自の手ブレ補正機能(OS:OPTICAL STABILIZER)を搭載。マウントはシグママウント/ニコンマウント/キヤノンマウント。フォーカス時に前玉が回転しないインナーフォーカス方式となっており、花形フードや偏光フィルターの装着も可能だ。
レンズ内に用意されている2つのセンサーが上下左右の揺れを検出し、光学系の一部を動かすことでブレを補正する。流し撮りの際にはカメラの動きを自動的に判断し、手ブレを補正してくれる。
SLDガラスと非球面レンズをそれぞれ2枚ずつ採用しており、収差を補正するほか、施されたスーパーマルチレイヤーコートによってフレアとゴーストの発生も軽減するという。
18-50mm F2.8 EX DC MACRO
また、最短撮影距離20センチ/最大撮影倍率1:3のデジ一眼専用標準ズームレンズ「18-50mm F2.8 EX DC MACRO」の販売も同時に発表された。10月より販売を開始する予定で、価格は6万3000円。
レンズはSLDとELDを含む13群15枚構成で、絞り羽枚数は7枚。スーパーマルチレイヤーコートによってフレアとゴーストの発生を軽減する。最小絞りはF22。フィルター径は72ミリ。
シグマ/ニコン/キヤノン用が10月より販売され、ペンタックス/ソニー/フォーサーズ用も用意されるが、販売開始時期は未定。
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