ニュース
エプソンの実売35万円フルHDプロジェクター、発売日決定
セイコーエプソンは実売35万円のフルHDプロジェクター“dreamio(ドリーミオ)”「EMP-TW1000」の発売日を12月15日と発表した。
セイコーエプソンは11月30日、ホームシアター向け液晶プロジェクター“dreamio(ドリーミオ)”「EMP-TW1000」の発売日を12月15日と発表した。価格はオープンで、実売想定価格は35万円前後。
本製品は自社開発の第6世代(D6)液晶パネル「クリスタルクリアファイン(C2FINE)」を搭載した3LCD方式のフルハイビジョン対応プロジェクター。オートアイリス(光学絞り機能)の制御最適化で1万2000:1という高いコントラスト比を実現している。輝度は1200ANSIルーメン。
映像回路には、1080i対応のI/P変換回路を内蔵。1080iの入力信号に対して2-3プルダウンに対応したI/P変換が可能になった(従来は480iのみ対応)。インタフェースには、HDMI 1.3対応のHDMI端子のほか、D4/コンポーネント/Sビデオ/コンポジット/RGB(ミニD-Sub15ピン)を各1系統搭載する。HDMI 1.3については、製品発表時には「申請中」となっていたが、正式に認定された。
主な仕様は以下の通り。
型番 | ELP-TW1000 |
---|---|
液晶パネル | 0.74型ワイドポリシリコンTFT液晶パネル(16:9) |
画素数 | 1920×1080×3 |
輝度 | 1200 ANSIルーメン |
コントラスト比 | 12000:1 |
色再現性 | 10億7000万色(10Bitカラープロセッシング) |
対応ビデオ信号 | 525i/525p/750p/1125i/1125p、コンポーネント、Sビデオ、コンポジット |
対応PC信号 | VGA/SVGA/XGA/SXGA |
入力端子 | HDMI(Ver.1.3)/D4/コンポーネント/Sビデオ/コンポジット/RGB(ミニD-Sub15ピン)各1系統 |
サイズ | 406(幅)×310(奥行き)×124(高さ)ミリ |
重さ | 約5.6キロ |
投写レンズ | 2.1倍マニュアルズームフォーカスレンズ(22.5〜47.2mm、F2.0-3.17) |
光源 | 170ワット(E-TORL)UHEランプ |
投影サイズ | 30〜300インチ |
騒音レベル | 26デシベル(シアター・ブラック1、シアター・ブラック2) |
実売価格 | 35万円前後 |
発売時期 | 12月 |
関連記事
- HDMI 1.3、フル活用するコンテンツの登場は「時間の問題」
PS3にも搭載される「HDMI 1.3」。HDMI Licensingによれば対応機器は今年度中に約6000万台が出荷されるという。ディープカラーなど新機能を活用するコンテンツの登場も「時間の問題」だという。 - エプソン、実売35万円のフルHDプロジェクター「EMP-TW1000」
セイコーエプソンが、フルハイビジョン対応のホームプロジェクター「EMP-TW1000」を発表。第6世代(D6)液晶パネル「クリスタルクリアファイン(C2FINE)」を搭載。高コントラスト1万2000:1。実売35万円前後。 - 三菱、実売45万円のフルHDプロジェクター「LVP-HC5000」
三菱電機は、1080P対応の液晶プロジェクター「LVP-HC5000」など3製品を発表した。セイコーエプソンが開発した新しい液晶パネル「C2FINE」(クリスタルクリアファイン)を採用。 - コントラスト比10000:1で“漆黒の黒”を――エプソンがHTPS向け新技術
セイコーエプソンが、高温ポリシリコンTFT液晶パネル(HTPS)に無機配向膜を使った新技術を開発。DLPやLCOSに負けない高コントラストなフロントプロジェクターやリアプロTVが作れるという。 - レビュー:明るさと画質を両立したD5パネル機――エプソン「EMP-TW600」
- “本当の色”を再現できる新光学エンジン──エプソン「TW600」発表
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.