ニュース
上位機と同じ新CMOS/10万円切る普及機など――ソニーが新HDDハンディカム2機種
ソニーが、HDDハンディカム2機種を発表。「DCR-SR300」は上位モデル(ハイビジョン対応機)と同じ新「クリアビッドCMOSセンサー」を搭載し、最大610万画素の静止画記録を実現。「DCR-SR62」は実売9万円前後の普及機。
ソニーは1月18日、内蔵HDDを記録メディアしたHDDビデオカメラ“HDDハンディカム”「DCR-SR300」「DCR-SR62」を発表した。3月20日から発売する。価格はオープンで市場予想価格は「DCR-SR300」が12万円前後、「DCR-SR62」9万円前後。
「DCR-SR300」は、同日に発表したハイビジョン対応モデルHDR-UX7/HDR-HC7と同じ新「クリアビッドCMOSセンサー」を搭載し、最大610万画素の静止画記録を実現。独自の画素配列で1画素あたりの面積を拡大、光をより多く取り込むことで高解像度ながら高感度特性も大幅に向上させた。最低被写体照度は3ルクス。また「エンハンスド・イメージング・プロセッサー」との組み合わせで、新たに音声記録にも対応した「なめらかスロー録画」の高速撮像を可能にした。HDDの容量は40Gバイト。サイズは76(幅)×78(高さ)×128(奥行き)ミリ・重さ約480グラム。
「DCR-SR62」は100万画素CCDと光学25倍ズーム搭載。30Gバイトの内蔵HDDを搭載しながら、約73(幅)×72(高さ)×115(奥行き)ミリ・重さ395グラムの小型&軽量ボディを実現した。
関連記事
- ソニー、AVCHD対応のDVD“ハンディカム”2機種を発表
ソニーは、ハイビジョン撮影が行えるDVDハンディカム2機種を2月上旬に発売する。ビデオカメラとして初めてxvYCC準拠の“x.v.Color”をサポート。自然界に存在する物体色をより忠実に再現できるという。 - 610万画素+光学手ブレ補正のHDVハンディカム「HDR-HC7」
ソニーがHDV1080i方式デジタルHDビデオカメラ“ハイビジョンハンディカム”「HDR-HC7」を発表。最大610万画素の静止画記録や光学手ブレ補正を搭載。 - x.v.Color対応ビデオカメラなど注目展示も多数――ソニーブース
有機ELや大画面BRAVIAが注目されがちなソニーブースだが、多種多彩な製品を展開する同社のこと、見所はほかにもある。注目はx.v.Color対応ビデオカメラだ。( - ソニー、コンパクトになったHDDハンディカム
最大約20時間の録画が可能。記録方式はMPEG-2。DCR-SR100に比べて小型軽量化が進められた。 - ソニー初のHDDビデオカメラ「DCR-SR100」
ソニーマーケティングが、同社初のHDDビデオカメラ“ハードディスク ハンディカム”「DCR-SR100」を発表。30GバイトのHDDを内蔵し、MPEG-2録画の高画質HQモード(9Mbps)で最大約7時間20分の長時間録画が可能。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.