iPodとウォークマンに続く勢力は？：ポータブルオーディオ販売ランキング(1月8日〜14日)

市場では依然としてiPodとウォークマンが2大勢力となっているが、他社からも意欲的な製品は多く投入されている。第三勢力となるのは果たして？

[渡邊宏，ITmedia]

順位	前回	メーカー名	型番	発売年月日	標準価格
1	1	ＡＰＰＬＥ	IPOD NANO 4GB2006	2006/9/13	22667
2	2	ＡＰＰＬＥ	IPOD NANO 2GB2006	2006/9/13	16953
3	5	ＡＰＰＬＥ	MA564J/A	2006/11/3	9334
4	6	ＡＰＰＬＥ	IPOD 30GB VIDEO2006	2006/9/13	28381
5	4	ソニー	NW-E002	2006/6/10	オープン
6	11	ＡＰＰＬＥ	IPOD NANO 8GB2006	2006/9/13	28381
7	7	ソニー	NW-S705F	2006/10/21	オープン
8	8	ソニー	NW-S603	2006/11/18	オープン
9	10	ソニー	NW-S703F	2006/10/21	オープン
10	3	松下電器産業	SV-SD310	2006/4/21	オープン

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　iPod nano（4Gバイト）の首位は依然として変わらず。6位にランク外からiPod nano（8Gバイト）が再度ランクインしたが、パナソニックの「SV-SD310」は3位から10位へと大きく順位を下げてしまった。

　全体としてはウォークマン勢がiPod勢を追従する格好となっているが、そのほかの顔ぶれはほとんどが変化がなく、年末商戦の状態がほぼそのまま維持されている格好。それにしても、パナソニックの「SV-SD310」がランクインしているとはいえ、ランキングがほぼすべてiPodとウォークマンに埋め尽くされているのはややさみしい状況といえる。

“Media Keg” （メディアケグ）「HD10GB7」

　それだけ両者がユーザーに受けいられるだけの機能やコストパフォーマンス、デザインを備えている結果だとは思うが、国内メーカーだけに絞ってもケンウッドの「Media Keg」やビクターの「alneo」、東芝の「gigabeat」など個性的なモデルが多く登場している。ケンウッドとビクターの製品は「高音質化」、gigabeatはVシリーズでワンセグ放送に対応するなど、独自の進化を遂げつつある。

　各製品とも高機能化を進めた影響か価格競争力の面では厳しいが、みんなと同じiPodやウォークマンではちょっと……という向きにはぜひとも検討頂きたい製品たちだ。