デジタルチューナーとHDMI搭載の3in1「楽レコ」、三菱から
三菱電機はDVDレコーダー“楽レコ”の新製品「DVR-DV740」を発売する。デジタルチューナーを搭載したVHS一体型の3in1タイプで、デジタル放送のDVDダビングを高速で行う機能も備える。
三菱電機は1月31日、DVDレコーダー“楽レコ”の新製品として、VHS一体型の3in1タイプ「DVR-DV740」を2月21日より販売開始すると発表した。400GバイトのHDDを搭載しており、価格はオープン。実売想定価格は12万円前後。
新製品はデジタルチューナーを搭載、HDDに録画したデジタル放送をDVDに素早くダビングできる「高速&高画質ダビング」と、録画したデジタル放送の本編(またはCM)だけを連続再生できる「オートカットi」を搭載した。なお、DVDへの高速ダビング時、画質はSD画質へコンバートされる。
高速&高画質ダビングはチューナーでの録画時、同時にダビング用のデータ作成することによって、8時間までの番組ならば約30分でダビングが完了する。ダビング時のビットレート変換についても、32段階と細かな調整が可能となっており、DVD1枚に収まるギリギリまでビットレートを高めた高画質ダビングが行える。
オートカットiは番組録画時に「本編だけのプレイリスト」と「CMだけのプレイリスト」を同時に作成する。デジタル/アナログ双方の放送で有効だ。また、EPGで録画したスポーツ番組について、録画内容の“盛り上がり”からハイライトシーンを自動生成する「ハイライト再生」機能も備える。
搭載するチューナーは3波対応デジタルチューナー×1と地上アナログチューナー×1。2つのチューナーを同時に利用するデジ×アナ同時録画が行える。VHSも備える3in1のため、HDD/DVD/VHSに双方向ダビングが可能なほか、用意されているDV端子にデジタルビデオカメラを接続すれば、カメラからHDD/DVDへのダビングも行える。
入力インタフェースとしてS映像×2/コンポジット×2/アナログ音声×2/i.LINK×1、出力インタフェースとしてD4×1/S映像×1/コンポジット×1/アナログ音声×1/光デジタル音声×1を備える。HDMIも備えており、VHSの映像も出力できる。
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