世界初 光学18倍コンパクト機「CAMEDIA SP-550UZ」
オリンパスが、「コンパクトデジカメとして世界初」(同社)という光学18倍ズーム搭載「CAMEDIA SP-550UZ」を発表。28ミリからの広角対応で、手ブレ補正機構も装備。
オリンパスイメージングは2月14日、“CAMEDIA”新製品として光学18倍の高倍率ズームを搭載した「CAMEDIA SP-550UZ」を発表した。3月初旬から発売する。価格はオープンで、市場想定価格は5万5000円前後。「光学18倍ズーム搭載は、コンパクトデジカメとして世界初」(同社)。
新開発の光学18倍ズームレンズは、35ミリ判相当で28〜504ミリ(F2.8-F4.5)という広角からの高倍率ズームを実現。「標準、マクロ、望遠ズーム、超望遠ズームと、デジタル一眼レフカメラの交換レンズ4本分に相当する焦点距離を可能にした」(同社)。また、画像切り出しを組み合わせた「ファインズーム」を使用すれば光学27倍(756ミリ相当)、デジタルズームを併用すれば最大100倍(2800ミリ相当)の撮影が行える。
CCDシフト式手ブレ補正機構を搭載するほか、「ブライトキャプチャー」機能によるISO1600の高感度撮影にも対応。手ブレと被写体ブレを軽減した撮影が可能だという。独自の画像処理エンジン「TruePic TURBO」で、高感度撮影で発生しがちなノイズを軽減。
新開発の1/2.5型有効710万画素CCDは高速駆動タイプを採用し、秒間15枚の高速連写を可能した。また、シャッターボタン半押しで押し切る前の5コマ分の画像を記録できる「プリキャプチャー機能」も搭載。
光学18倍ズームを搭載しながらも、116(幅)×78(奥行き)×78.5(高さ)ミリ・重さ約385グラムと手のひらサイズのコンパクトサイズを実現。グリップ部など撮影時に手で持つ部分の外装にはスエード調のラバー素材を採用。2.5インチ(23万画素)の液晶モニターは、暗い場所の被写体を明るく映し出すことができる「ブライトキャプチャー」機能を備えた。ファインダーは23万画素相当の電子ビューファインダーを搭載。
静止画記録はJPEGのほかRAWにも対応。動画はVGA・30fpsのAVI Motion JPEG。電源は単三形電池(ニッケル水素、アルカリ乾電池)を4本使用。
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