オリンパス、−10℃でも撮影可能な耐衝撃/防水デジカメ「μ770SW」
オリンパスイメージングが“タフネスデジカメ”「μ SW」の新製品「μ 770SW」を発売。水深10メートルの水中や−10℃の低温下でも撮影可能に。
オリンパスイメージングは2月16日、コンパクトデジタルカメラ「μ 770SW」を3月上旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
μ SWシリーズといえば防水や耐衝撃性能を備えた“タフネスデジカメ”。昨年10月に発表された「μ725SW」ではコンパクトタイプでは世界初の水深5メートルまでの水中撮影までも可能としていた。
新製品はこうしたタフネス性能をさらに強化。防水性能が水深10メートルまでアップしているほか、100kgfの耐荷重を実現しており、高さ1.5メートルからの落下にも耐える。。さらには内外部の素材を吟味することによって、−10℃という低温環境下でも撮影可能な耐寒性能も手にしている。ただし、低温環境下では撮影可能枚数が少なくなる。
本体内部には水圧/標高/気圧を測定できる圧力センサーを搭載。センサーから得られる情報はモニターへ表示するほか、Exif情報として保存することも可能となっている。背面液晶には、既存製品より輝度とコントラストの高い「ハイパークリスタル液晶」を採用し、薄暗い場所やゲレンデなど反射光の強い場所でも画面確認が容易だ。
撮像素子は1/2.33型 710万画素CCDで、光学3倍のズームレンズは8群10枚構成。35ミリ換算の焦点距離は38〜114ミリで、F値は3.5〜5.0。ISO1600での高感度撮影が可能で、手ブレや被写体ブレを抑制するほか、「キャンドル/寝顔」モードでは画素数こそ下がるが、ISO2500までアップさせることもできる。
背面液晶のサイズは23万画素/2.5インチ。内部には約18Mバイトのメモリを備える。対応記録メディアはxDピクチャーカード。MotionJPEG形式の動画撮影も可能だ。電源はリチウムイオン充電池(LI-42B)で、撮影可能枚数は約220枚(CIPA基準)。
本体サイズは91.8(幅)×20.6(厚さ)×59.2(奥行き)ミリ、155グラム(電池/メモリーカード含まず)。ダークシルバー、ディープブルー、モカブラウンのカラーバリエーションが用意される。
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