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“ソニー対キヤノン”の軍配は? HDVカメラの最新2機種を比較する(後編):HDVカメラレビュー「HDR-HC7」vs.「iVIS HV20」(3/3 ページ)
前回に続き、ソニーのハイビジョン・ハンディカム「HDR-HC7」と、キヤノンのHDビデオカメラ「iVIS HV20」を比較していく。似たようなタイプに仕上がった両製品だが、製品に対する“こだわり”には、やはりメーカーの姿勢の違いが感じられる。
動画撮影サンプル
撮影サンプルはすべて、左がHDR-HC7、右がiVIS HV20となっている。いずれもオートモード、手ブレ補正オンで撮影したもの。HDVのままPCへキャプチャし、静止画を切り出している。HDR-HC7は1枚目のみx.v.Colorオン。
静止画撮影サンプル
静止画撮影時の解像度は、「HDR-HC7」が2848×2136/2848×1602/2048×1536/640×480、「iVIS HV20」が2048×1536/1920×1080/1440×1080/640×480となる。同じ2048×1536で比較すべきだったかもしれないが、ここでは16:9画面に統一したため、「HDR-HC7」は2848×1602、「iVIS HV20」は1920×1080となっている(ともに最高記録品質を選択)。ただ、「HDR-HC7」の2848×1602は無理に拡大したような印象でノイズも多く、1920×1080に合わせて比較すると、やはり「iVIS HV20」のほうが品質は高い。
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