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ニコン、10.2MピクセルCCD搭載のデジ一眼「D40X」を発表:「D40」の姉妹機
ニコンは、デジタル一眼レフカメラ「D40X」を3月29日に発売する。「D40」の姉妹機ながら上位機「D80」と同等のCCDを搭載した。
ニコンは3月6日、デジタル一眼レフカメラ「D40X」を発表した。昨年末に登場した「D40」の姉妹機ながら、上位機「D80」と同等の10.2MピクセルCCDを搭載する。3月29日発売予定で、価格はオープン。店頭ではボディ単体が8万円前後になる見込みだ。また、2つのレンズキットも同時に発売される。
製品名 | 概要 | 実売想定価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
ニコンD40X | デジタル一眼レフカメラ(ボディ単体) | 8万円前後 | 3月29日 |
D40X レンズキット | 「AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6GII」付き | 9万円前後 | 3月29日 |
D40X ダブルズームキット | 「AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6GII」「AF-S DX VRズームニッコール ED 55-200mm F4-5.6G(IF)」付き | 12万円前後 | 3月29日 |
価格はすべてオープンプライス
「D40」とほぼ同じボディに、APS-CサイズのニコンDXフォーマット10.2MピクセルCCDと、専用にカスタマイズされた画像処理エンジンを搭載した。外形寸法は、約126(幅)×94(高さ)×64(奥行き)ミリ。重量は、D40より約20グラム増えて約495グラムとなった。
機能面はD40とほぼ同等。細かいスペック変更点を挙げると、まず連続撮影時の撮影速度が毎秒3コマ(D40は2.5コマ)に高速化したほか、ISO感度が従来の200〜1600(3200相当に増感可能)から100〜1600(同)へ拡大。さらに、本体で画像を再生する際、最大25倍まで拡大できるようになっている(従来は19倍)。一方、フラッシュ同調速度は500分の1秒から200分の1秒へ、付属バッテリー「EN-EL9」による撮影枚数は2000枚(従来は2200枚)となった。
なお、「D40X ダブルズームキット」に同梱される「AF-S DX VRズームニッコール ED 55-200mm F4-5.6G(IF)」は単体でも販売される。価格は4万5000円。3月29日に発売する予定だ。
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