三菱、高画質回路「DIAMOND EngineV」搭載の液晶REAL
三菱電機が液晶テレビ「REAL」に新製品を追加。高画質回路「DIAMOND EngineV」で画質を高めたほか、「DIATONE」の技術で音質も向上させた。
三菱電機は3月14日、液晶テレビ「REAL」の「REAL MXシリーズ」に新製品を追加、4月21日より販売開始すると発表した。発売されるのは、37V型の「LCD-H37MX70」と32V型の「LCD-H32MX70」、26V型の「LCD-H26MX7」でいずれも価格はオープン。実売想定価格は「LCD-H37MX70」が25万円前後、「LCD-H32MX70」が20万円前後、「LCD-H26MX7」が15万円前後。
新製品はいずれも1366×768ピクセルのハイビジョン対応液晶パネルに、独自の高画質回路「DIAMOND EngineV」を搭載。デジタル信号の直接入力や映像の特徴にあわせて自動的に画質を調整する「オートジャンル適応画質・音質モード」や、映像平坦部のノイズを低減する「HD3DDNR回路」、コントラスト感の高い映像を映し出す「ダイナミックエクスパンダー」などの機能を搭載することで画質を高めた。
さらにLCD-H37MX70とLCD-H32MX70では同社スピーカー「DIATONE」の技術を用いた「DIATONEリニアフェイズ」を搭載することで音質も高めたほか、リモコン操作で画面が左右に30度ずつ動くオートターン機能も搭載する。視聴者の年代と部屋の明るさにあわせた輝度調整を行う「家庭画質モードII」も備える。
チューナーは3波対応デジタルチューナー/アナログチューナーをそれぞれ1つ搭載。インタフェースにはHDMI×2(LCD-H37MX70/LCD-H32MX70のみ)、D4×2、D-Sub15ピン×1、Sビデオ/コンポジット×3(うち1系統は前面配置)などを備える。サイズはLCD-H37MX70が91.4(幅)×62(高さ)×13(奥行き)センチ、LCD-H32MX70が79.6(幅)×54.8(高さ)×13(奥行き)センチ、LCD-H26MX7が66.5(幅)×47.1高さ)×13(奥行き)センチ(いずれもスタンドなし)。
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