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初の42V型フルハイビジョン――松下がプラズマ「ビエラ」新シリーズを発表:ハイビジョンSD動画を直接再生(2/2 ページ)
パナソニックがプラズマテレビ“VIERA”(ビエラ)の上位モデル「PZ700シリーズ」を発表した。初の42V型フルハイビジョンタイプを含む4モデルをラインアップ。4月27日から順次発売する。
機能面では、外部機器との連携を目指した“リンク”機能の充実が目立つ。まず、前面のSDカードスロットが、新たにAVCHD規格のハイビジョン動画再生に対応した。先日発表された「HDC-SD3」で録画したSDカードを前面のスロットに挿入すれば、MPEG-4 AVC/H.264のフルハイビジョン映像をそのまま再生できる。
リモコンには「ビエラリンク」専用のダイレクト操作ボタンを搭載。起動するメニューの表示も関連項目を集約したことで判りやすくなった。同社では、ビエラリンクやSDカードによる連携機能を全面に押し出し、「見るテレビから“使うテレビ”へ」を訴求する構えだ。
電子番組表(EPG)は、19ch/12時間分を一覧できる新「ワイドインテリジェントテレビ番組ガイド」。テレビ画面の表示エリアは従来の85%から95%に拡大したほか、カラーボタン操作の内容を画面下部にまとめるなどレイアウトを一新している。さらに、テレビがユーザーの視聴傾向を学習して“おすすめ番組”にマークを表示するといったインテリジェント機能も搭載。チューナーはデジタル3波×2で、2画面表示も可能だ。
接続端子は、HDMI×3(うち1つは前面)のほか、D4×2、ビデオ入力4系統(うちS端子×3)、D-Sub 15ピンなど。このほかにi.Link×2、光デジタル音声出力、S端子付きのモニター出力なども備えた。
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