レビュー
秒間15コマ連写で瞬間を切り取る――オリンパス「SP-550UZ」:レビュー(1/4 ページ)
オリンパス「SP-550UZ」は、光学18倍ズーム搭載の710万画素機だ。手ブレ補正や高感度モードなどの撮影機能を満載し、連写モードは最高で秒間15コマを誇る。そんな高速連写はどこまで実用的なのか、試してみた。
光学18倍ズーム搭載の710万画素機オリンパス「SP-550UZ」を使ってみた。ウルトラズームシリーズの最新作で、昨秋発売の「SP-510UZ」の上位モデルである。レンズはワイド側28ミリ、テレ側504ミリ相当をサポートし、手ブレ補正にはCCDシフト式を搭載する。
ボディは、前面やレンズの側面などをラバーで覆った新デザインを採用。手のひらに載るくらいのコンパクトサイズで、本体重量は365グラム。最近はキヤノン「PowerShot TX1」や松下電器産業「DMC-TZ3」など高倍率ズーム搭載のコンパクト機が増えているが、光学10〜12倍ではなく、光学18倍でこのサイズはかなり小さい。ほかに光学18ズーム機はないので比較のしようがないが、画期的なサイズと重量といっていい。
機能面での特徴は、高速連写ができること。連写に強いデジカメといえば、秒間5コマのオリンパス「FE-250」や、秒間7コマのカシオ計算機「EX-Z1050」などがあるが、SP-550UZはさらに速い秒間15コマを実現。同社としては2000年に発売した「E-100RS」に続く15コマ連写対応機である。
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