検索
レビュー

いつも持ち歩きたくなる小型軽量デジ一眼――オリンパス「E-410」(2/5 ページ)

フォーサーズシステムの最新作オリンパス「E-410」を使ってみた。携帯性に優れたコンパクトボディと、ライブビュー対応が特徴のデジタル一眼レフだ。従来機との画質比較も含めてリポートしよう。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

 電源を入れると、ダストリダクションが瞬間的に作動した後、各種の撮影情報が液晶モニタに表示される。撮影モードはボディ上部のモードダイヤルを使って、フルオートのほか、プログラムAE/絞り優先AE/シャッター優先AE/マニュアル露出/シーンプログラムを選択できる。

photo
スーパーコンパネと呼ばれる液晶上の情報表示

 グリップ部のコントロールダイヤルを回すと、プログラムAEではプログラムシフトを、絞り優先では絞り値を、シャッター優先AE/マニュアル露出ではシャッター速度をそれぞれ調整できる。露出補正ボタンを押しながらダイヤルを回した場合は、露出補正やマニュアル露出時の絞り値を変更できる。ここまでは、エントリー向けのデジタル一眼レフ機として標準的な操作方法だ。

photo
OKボタンを押すと感度(または直前に操作した項目)が黄色になる

 感度やホワイトバランス、仕上がりモード、測光などの詳細設定については、同社独自の操作系を採用する。たとえば感度の変更は、背面のOKボタンを押すと、液晶の各種情報表示の中で感度の項目のみが黄色で表示されるので、その状態でコントロールダイヤルを回して切り替える。またホワイトバランスの場合は、OKボタンを押した後で十字キーで黄色い表示をホワイトバランスの項目に移動してから、コントロールダイヤルを回して切り替える。

 文章で書くとややこしいが、実際にやってみると特に複雑ではない。またMENUボタン押してメニュー画面から各項目を切り替える、コンパクトデジカメのような設定方法も可能だ。

 従来機や7月発売予定の「E-510」の場合は、上記の操作方法に加えて、十字キーを使って感度やホワイトバランス、測光などの選択画面を呼び出すことができる。E-410は、見た目をシンプルにしてビギナーでも取っ付きやすくするために、十字キーへの機能割り当てが省かれている。またメニューから設定できる機能も一部簡略化されている。

photo
エンボス処理された樹脂外装でグリップ部はラバー製

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る