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第72回 旅行と記録と記憶の関係:今日から始めるデジカメ撮影術(2/4 ページ)
行楽シーズンが始まった。GWは終わってしまったけれども、まだまだこれから行楽に向いた日々が続く。よって、特にカメラ好きというわけじゃない一般的なデジカメユーザーのために、1泊から2泊3日のちょっとした旅行におけるデジカメの話をしよう。
「記憶」は絶景であったり、楽しそうな同行者の顔だったり、そこで見つけた小物だったり、とにかく目に付いたもの。現地の人にはなんてことないものでも、旅行者には新鮮だったりする。自分が新鮮に思ったら撮っておくべし。
こんな感じで、「どんな様子だったか分かる」全景と、面白いと思ったディテールの両方を押さえていくと、あとで見返すとき楽しいのだ。
パンフレットや街に設置してある案内板も一緒に撮っておくと、あとで「この建物はなんだっけ」とか「ここはどういうところだっけ」というとき役立つ。
現地に着いたとき最初にこういうのを押さえておくといい。現地でのメモにもなる。「次にどこを回ろう」と思ったときに便利なのだ。
地図があると、港の風景もどの辺で撮ったかがすぐに思い出せる。
今回訪れた鞆の浦は、1000年以上昔から潮待ちの港として栄えた古い街であり、古い街並みがそのまま残っているのが良さのひとつ。
狭い路地と古い家。街並みを撮ってみよう。
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