キヤノンは5月25日、2007年第4四半期に予定していた次世代薄型テレビ「SED」(Surface-conduction Electron-emitter Display )の発売を当面の間、見送ると発表した。
理由は、米NANO-PROPRIETARYとの訴訟が長期化していることにくわえ、さらなるコストダウンを実現する量産技術を確立するためという。新たな発売時期については改めて発表する方針だ。
同時にキヤノンからパネルの供給を受けてSEDテレビを製品化する予定だった東芝も延期を発表。「キヤノンから予定したスケジュールでパネルを供給できない旨の連絡を受けたことによる」と説明している。
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