“煙突”ついたデザイン空気清浄機「HENRY ルームコンディショナー」:インテリアライフスタイル
長さを調節できる“煙突”式の空気口を備えた空気清浄機「HENRY ルームコンディショナー」。壺のようなシンプルなデザインで和洋問わず室内にマッチしそうだ。
東京国際展示場(東京ビッグサイト)で6月6日より開催されているインテリア見本市「インテリア ライフスタイル」。デザインインテリアなどを輸入販売するアントレックスのブースにはスイスの家電メーカーStadler Formの製品が展示された。
デザイン性を重視したStadler Form製品の中で、ひときわ“のっぽ”なスタイルを見せるのは、空気清浄機「HENRY ルームコンディショナー」だ。価格は2万5200円で、9月ごろの発売を予定しているという。きれいにした空気を出す“煙突”を備えており、好みに応じて長さを選択できる。
本体下部の吸気口で空気吸引し、大きい塵やホコリは「プレフィルター」で除去する。さらに小さな粒子は、HEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air Filter)と活性炭を利用した「HEPA・活性炭フィルター」で集塵。0.3マイクロメートル以上の粒子を約99.7%吸着し、活性炭の効果で匂い成分も除去する。
またアレルゲンとなる花粉やウイルスを静電気の力で吸着する「プラズマモジュール」を搭載した。UV光触媒モジュールを使って細菌類の活動を抑制し、ホルムアルデヒドを消臭する「TiO2フィルター」も備え、マイナスイオン発生器も搭載。デザインだけでなく、性能も充実させている。
さらに、本体上部にある「フレグランスホルダー」には、アロマオイル用のスポンジが付いており、好みの香りを楽しめる。
プレフィルターとプラズマモジュールは水洗いが可能で、繰り返し利用できる。HEPA・活性炭フィルター及びTiO2フィルターの交換時期は半年に一回で、価格はHEPA・活性炭フィルターが2625円、TiO2フィルターが1575円となる。
20〜30平方メートルの室内に対応し、出力は弱・中・強の3段階。強モードで24時間起動させても電気代は約11円、弱モードでは約8円だ。騒音量は弱モードで18デシベル、強モードで26デシベル。サイズは幅220ミリで奥行220ミリ、高さは煙突2段を取り付けた場合で1280ミリになる。重さは3キロとなる。カラーはブラックとホワイトの2色を用意した。
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