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“増やせるHDD”に注目:ケーブルテレビショー 2007(2/2 ページ)
「ケーブルテレビ ショー 2007」が東京ビッグサイトで開幕した。西ホールの展示会場では、デジタルSTBの録画機能を強化する“外付けHDD”が注目を集めている。
パイオニアブースでも録画機能付きのデジタルSTB「BD-V700」を展示していた。こちらは外付けHDD「BHD-V320」(別売)をeSATAベースのインタフェースで接続するスタイル。HDD容量は320Gバイトだ。
「考え方は、パイオニアのDVDレコーダーと同じ。ただし、BHD-V320はカートリッジ式のため、いくらでも容量を増やすことができる。家族が一人1台ずつHDDカートリッジを持つことも可能だ」(同社)。
「BD-V700」は、地上デジタル/BSデジタル/CATV(OFDM/QAM)対応のダブルチューナーを搭載しており、2番組同時録画や裏番組録画をサポート。HDMI×1系統、D4端子×1系統、S端子付きのAV入力×2系統にくわえ、光デジタル音声出力やイーサネットポートも備えた。

パイオニアが開発中のH.264対応IP-STB。1080i/720pのハイビジョンVoDサービスを想定したもの。発売は未定だ(左)。主催者コーナーには、震度6レベルの揺れを体験できる起震車(東京消防庁が協力)が登場した。2007年9月にスタートする「緊急地震速報」では、地震が到達するおよそ10秒前にCATVなどを通じて地震速報を放送できる。地震到達までの10秒間に「一体何ができるか?」が、このコーナーのテーマだ(右)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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