オンキヨー、「Integra」にHDMI 1.3a対応AVアンプ2機種を追加
オンキヨーはAVアンプ「Integra」シリーズにHDMI 1.3a対応の「DTX-8.8」と「DTX-7.8」を新たにラインアップ。
オンキヨーは6月25日、AVアンプ「Integra」シリーズの新製品として、HDMI 1.3a対応のAVアンプ「DTX-8.8」と「DTX-7.8」を発表した。価格はDTX-8.8が33万6000円、DTX-7.8が21万円。7月20日から順次販売する。
製品名 | 定格出力 | 価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
DTX-8.8 | 全チャンネル200ワット | 33万6000円 | 8月3日 |
DTX-7.8 | 全チャンネル180ワット | 21万円 | 7月20日 |
「Integra」シリーズでは6月にHDMI 1.3a対応の「DTX-5.8」をリリースしており、今回の発表で3モデルが揃うことになった。いずれもAMXやクレストンのホームオートメーション製品と連携するRS-232端子やIR入力端子を備えたカスタムインストール市場向けの7.1ch対応アンプ。上位機種のDTX-8.8は、HDMI 1.3aの入力×4/出力×2を、DTX-7.8は入力×3/出力×1を備える。いずれもDeep Colorやx.v.YCC、リップシンクをサポートした。
定格出力は、DTX-8.8が全チャンネル200ワット、DTX-7.8が全チャンネル180ワット。ロスレス圧縮音声フォーマットのDolby TrueHDやDTS-HD Master Audioなどに対応したデコーダーを搭載している。またDTX-8.8はシリコンオプティクス製の画像処理デバイス「HQV Reon-VX」を搭載し、コンポジットやSビデオ、コンポーネント/D4といった映像信号を1080pまでアップスケールすることができる。DTX-7.8はシャギーを低減するファロージャ製の「DCDi」を備えた。
このほか、デジタルノイズを除去する独自回路技術「VLSC」(Vector Linear Shaping Circuitry)、スピーカーの駆動力を高める「3段インバーテッドダーリントン回路」、小さなボリュームでの音質を高める「リニア・オプティマムゲイン・ボリューム」などの特徴を備える。
HDMI以外の入出力端子は両機種共通で、映像入力がD4×3、Sビデオ×6、コンポジット×6、映像出力がD4、コンポーネント、Sビデオ×2、コンポジット×3となる。音声入力はデジタル×6(光×3、同軸×3)とアナログ×11(2ch×10、7.1ch)、音声出力はデジタル(光)とアナログ×5(2ch×2、7.1ch、Zone1、Zone2)。外形寸法は、ともに435(幅)×194(高さ)×454.5(奥行き)ミリ。重量は、DTX-8.8が24.1キロ、DTX-7.8は23キロとなっている。
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