ビクター、第四世代120Hz駆動技術を搭載した37V/32V型 液晶“EXE”
日本ビクターが液晶テレビ“EXE”(エグゼ)の新製品「LT-37LC205」「LT-32LC205」を発売。第四世代にあたる倍速駆動技術を投入したワイドXGAモデル。
日本ビクターは8月30日、液晶テレビ“EXE”(エグゼ)の新製品「LT-37LC205」「LT-32LC205」を9月中旬より順次販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は37V型のLT-37LC205が26万円前後、LT-32LC205が20万円前後。
同社が5月に投入した「805シリーズ」(「LT-47LH805」「LT-42LH805」「LT-37LH805」)の画質や機能をそのままに、画面サイズを37V/32V型としたいわば弟分にあたるモデル。両製品ともにワイドXGA(1366×768ピクセル)の液晶パネルを搭載、37LC70から数えて第四世代にあたる120Hz駆動技術を投入している。映像エンジン「倍速GENESSA」も805シリーズとほぼ同等であり、滑らかな映像を映し出すという。
オーディオについても、805シリーズと同じく「Maxx Audio」を実装する。このMaxx Audioは従来機から採用されていた低音強調技術「MaxxBass」にくわえ、高音域の質を高める「MaxxTreble」、聞き疲れしない自然な音の広がり感を作り出す「MaxxStereo」、不快に感じる大きな音を抑える「MaxxVolume」の総称。これらを組み合わせることで、ナチュラルかつ聞きやすい音場を作り出す。
使い勝手を高める各種の機能も搭載する。リモコンの「明/暗」ボタンを押すだけで映像と音声を「テレビ」や「シネマ」「シアタークール」「シアターウォーム」「ダイナミック」と5つのモードに切り替え可能だ。また、「リモコンガイド」ボタンを押すと、音声案内モードが起動し、リモコンの各ボタンの機能を音声と画面でナビゲートしてくれる。
操作方法のナビゲートについては、リモコンの「ホームメニュー」から各機能を画面上のHTMLブラウザで説明する「お助けガイド」を新たに搭載した。「使い方を知りたい」「番組を予約したい」「番組を探したい」といった具体的な項目を選択していくだけで、具体的な説明や用語解説を呼び出せる。
視聴時のシチュエーションによって音質を変更する「はっきり・ひっそりモード」も搭載するほか、話し声の速度を「話し始めをゆっくり、徐々に元のスピードに戻す」ことで聞きやすさを高める「ゆっくりトーク機能」も備える。
主な使用は以下の通り。
製品名 | LT-37LC205 | LT-32LC205 |
---|---|---|
画面サイズ | 37V型 | 32V型 |
解像度 | 1366×768ピクセル | |
輝度 | 500カンデラ/平方メートル | |
サイズ(スタンド含む) | 91.9(幅)×65.2(高さ)×31.1(奥行き)センチ | 80(幅)×59.2(高さ)×24.4(奥行き)センチ |
重量(スタンド含む) | 22.9キロ | 16.7キロ |
インタフェース | HDMI(Ver1.3準拠)×3、D4×1、コンポーネント×1、コンポジット×3ほか |
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