シャープ、カラフルな「AQUOS Dシリーズ」に32V・37V・42V型を追加:全部フルハイビジョン+倍速駆動
シャープは、インテリア志向の液晶テレビ「AQUOS Dシリーズ」に32V型、37V型、42V型の3機種9モデルを追加した。フルハイビジョン解像度のASV液晶パネルに倍速駆動(120Hz)を組み合わせた「パネル性能重視のタイプ」(同社)だ。
シャープは9月10日、インテリア志向の液晶テレビ「AQUOS Dシリーズ」に32V型、37V型、42V型の3機種9モデルを追加すると発表した。10月10日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭想定価格は下記の通り。
型番 | LC-42DS3-B | LC-42DS3-W | LC-42DS3-R | LC-37DS3-B | LC-37DS3-W | LC-37DS3-R | LC-32DS3-B | LC-32DS3-W | LC-32DS3-R |
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画面サイズ | 42V型 | 37V型 | 32V型 | ||||||
カラー | ブラック系 | ホワイト系 | レッド系 | ブラック系 | ホワイト系 | レッド系 | ブラック系 | ホワイト系 | レッド系 |
実売想定価格 | 37万円前後 | 30万円前後 | 26万円前後 | ||||||
発売日 | 10月10日 |
フルハイビジョン解像度のASV液晶パネルに倍速駆動(120Hz)を組み合わせた「パネル性能を重視したタイプ」(同社)。Dシリーズとしては、今年3月に投入された「DSライン」と「D10ライン」があるが、いずれも併売されるため32V型に関してはDシリーズだけで3機種をラインアップすることになる。「32V型はパーソナル用途や2台目として需要が見込めるため、層を厚くした」(同社)。
このほか、青・緑・赤(光の3原色)に「深紅」をくわえた4波長バックライト、1ドットを2つのセルに分割してセル単位で階調表現をコントロールするMPD(マルチ画素)技術など、上位シリーズで培った技術を盛り込んでいる。リビングコントラストは900:1、暗所コントラストは2000:1。AQUOSファミリンクに対応したHDMI端子を3系統備えている。
そのほかの入力端子は、DVI-I×1、D5×3(37V型と32V型は2)、S端子×1、コンポジット×3。本体側面にもHDMIやD5を設けているほか、i.Link(TS)を2系統備える。チューナーは地上デジタル、BSデジタル、110度CS、地上アナログを各1つ。
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