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東芝、40時間保温の“真空炊き”
東芝コンシューママーケティングは、真空ポンプを搭載したIH保温釜“真空炊き”の新製品2機種をリリースした。保温時に真空ポンプと気圧調整弁により釜内部を低酸素・密閉状態とすることで、保温時間を40時間にまで延ばした。
東芝コンシューママーケティングは9月20日、IH保温釜の新製品“真空炊き”「RC-10VYA」「RC-18VYA」を発表した。10月16日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では、1リットル炊きのRC-10VYAが4万円前後、1.8リットル炊きのRC-18VYAが4万3000円前後になる見込みだ。
ネオジウム磁石を採用して耐久性が向上した新しい真空ポンプを搭載。炊飯開始前には釜内部を0.6気圧に減圧し、一気に常圧に戻すことで米の浸透給水を促し、“おいしいご飯”となる最適な含水率(炊飯前で28〜29%、炊飯後で62〜63%)で炊飯を行う。また保温時には、真空ポンプと気圧調整弁で釜内部を低酸素・密閉状態にしてご飯の黄ばみや乾燥を抑制。従来は32時間程度だった保温時間を約40時間に延ばした。
釜はダイヤモンドチタンコート加工の7ミリ厚「IH剛熱鍛造厚釜」。炊飯のほかにパンや温泉卵、豆腐、ヨーグルトなどが調理できる「調理コース」も搭載した。
サイズと重量は、RC-10VYAが270(幅)×374(奥行き)×234(高さ)ミリ、約5.2キログラム。RC-18VYAは301(幅)×401(奥行き)×265(高さ)ミリ、約6.4キログラム。
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