ソニーブースの隠れた人気者:LifeStyle Weekly Access Top10
過去最高の20万人以上を動員して無事閉幕したCEATEC。有機ELとならぶソニーブースの人気者は?
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
先週はCEATEC JAPANが開催されたこともあり、ランキングはテレビやレコーダーに関する話題で占められた(ITmedia 特集:CEATEC JAPAN 2007)。なかでも3ミリという超薄型を実現したソニーの有機ELテレビ「XEL-1」は大きな関心を集めたようだ。
ちなみに10月2日(火)から6日(土)の4日間で行われた今回のCEATEC JAPANの来場者合計は20万5859名(登録来場者数計)とCEATEC JAPANとしては初の20万人越えを記録した。もっとも人出が多かったのは10月5日の金曜日で5万2000人を超える来場者で会場はおおいににぎわった。
XEL-1は来場者の関心が最も高い製品のひとつで、展示されていたステージや関連技術を展示するコーナーは常に黒山の人だかり。ただ、同じくソニーブースでXEL-1に勝るとも劣らない人口密集度になっていたのが「Rolly」のデモコーナーだった。
“歌って踊れる”エンターテイメントプレーヤー「Rolly」の動きはこちらで確認していただくとして、やはり実際に動いているところを見ないとその魅力は伝わりにくいもの。そうした意味でも、コーナーで実際にデモが開始されると一目見ようと人だかりが前方へ移動していくのは納得できる。
有機ELテレビはその薄さや画質から近未来のスゴサとでも言うべきもので、人を引きつける。Rollyはモーターで“くるくる動く”だけだがその動きの愛らしさで、人を引きつける。人を引きつけるのは技術革新や美麗さだけではなく、いろいろあるものだと、改めて実感させられる一幕だった。
関連記事
- デジモノ家電を読み解くキーワード:「有機EL」――“真の壁掛け”も近いか
有機ELテレビ「XEL-1」がソニーから発売される。有機ELの特徴を踏まえつつ、この意欲的な製品が持つ意味を考えてみたい。 - CEATEC JAPAN 2007:有機ELテレビを見逃すな
ソニーブースの見どころはやはり有機ELテレビ。世代違いの画質を体験できるとあってかなりの人気だが、MPEG-4対応のBDレコーダーや70V型のBRAVIA、ワンセグウォークマンなども注目。Rollyも踊ってる。 - ついに登場“夢の”有機ELテレビ 「ソニー復活の象徴に」
有機ELテレビをソニーがついに製品化し、12月に20万円で発売する。厚さ3ミリのパネル部、測定限界を超えるコントラスト比、高い色再現性──などは、待望されてきた「次世代ディスプレイ」そのもの。中鉢社長は「ソニーの技術復活の象徴にしたい」と胸を張った。 - 世界初の有機ELテレビ、ソニー「XEL-1」(詳報)
ソニーから発表された世界初の有機ELテレビ「XEL-1」。ここでは注目の有機ELパネルを中心に細部を見てみよう。気になるパネルの寿命は? - 速報:ソニー、世界初の有機ELテレビを12月発売
ソニーが、かねてから予告していた有機ELディスプレイ採用の薄型テレビを12月に発売する。「薄さ3ミリ」を実現した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.