シャープ、37V型/42V型に対応する2.1chシアターラックシステム
シャープは“AQUOAオーディオ”「AN-ACD2」を2月1日に発売する。42V型/37V型のAQUOSにマッチする幅1141ミリのAVラックスタイル。棚板部にはBDレコーダーなどを2台収納できる。
シャープは1月16日、シアターラックシステム“AQUOAオーディオ”「AN-ACD2」を発売した。発売は2月1日で、価格はオープンプライス。店頭では9万5000円前後になる見込みだ。
42V型/37V型の「AQUOS Gシリーズ」および「Dシリーズ」にマッチする幅1141ミリのAVラックスタイルで、棚板部にはBDレコーダーなどを2台収納できる。内蔵スピーカーは2.1chで、ユニットを装備するキャビネット前面には高密度MDF材と光沢のあるEBコートシートを使用して高級感を演出した。移動時に便利なキャスターも装備している。
アンプはフロント25ワット+25ワットおよびサブウーファー100ワット。L/Rのスピーカーは、AQUOSオーディオ専用ユニットとして開発した10センチワイドレンジウーファーと2.5センチソフトドームツィーターの2Way構成で、1ビットデジタルアンプの持つ音の立ち上がりスピードや滑らかさを生かしたサウンドを楽しめるという。一方のサブウーファーは16センチドライバーユニットに約17リットルの大容量サブウーファーボックスを組み合わせた。
もちろん、HDMI CECを利用した「AQUOSファミリンク」に対応。AQUOSシリーズはもちろん、AQUOSブルーレイなどハイビジョンレコーダーとの連携が可能だ。電源連動はもちろん、視聴中の番組に合わせてサウンドモードを自動選択する機能もある。
サウンドモードは、「シネマ」「ニュース」「ミュージック」など11種。DTSやドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、AACなどの各種デコーダーも搭載しているほか、2.1chで広がりのあるサラウンド効果を実現する「ドルビーバーチャルスピーカー」および「Audistry by Dolby」を採用。モノラル音声でもステレオ感覚で楽しめる。
入力端子は、HDMI×1、光デジタル×2系統、アナログ×2系統。出力としてHDMI×1系統を備える。外形寸法は、1141(幅)×442(高さ)×435(奥行き)ミリ、重量は約49キログラム。天板の耐荷重は約80キログラム、棚板は約20キログラムとなっている。リモコンとHDMIケーブル、光デジタル音声ケーブルなどが付属する。
関連記事
- 11種類のサウンドモード備えた「AQUOSオーディオ」
シャープがスピーカー内蔵AVラック“AQUOSオーディオ”の新製品を発表。11種類のサウンドモードを備える。もちろんAQUOSファミリンクに対応する。 - 省スペース派の味方、スピーカー内蔵AVラックを探す
音には妥協したくないが、薄型テレビはすっきりと見せたい。インテリアとの相性も気になる――そんなニーズに要望に応えるのがスピーカー内蔵のAVラックシステムだ。最近は、HDMIコントロールで連携動作が可能になったのもポイント。最近の製品を一挙に紹介しよう。 - 「AQUOSファミリンク」の“目の付けどころ”
シャープの「AQUOSファミリンク」は、単純に“HDMIコントロール”と紹介されることが多い。もちろんHDMI ver.1.2に盛り込まれたCECがキーテクノロジーになっているのは事実だが、実際には“合わせ技”といえるものだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.