さらに高画素・高機能になった光学18倍ズームデジカメ「FinePix S8100fd」
富士フイルムが、27〜486ミリ相当の光学18倍ズームレンズを搭載したデジカメ「FinePix S8100fd」を発表。従来機より高画素化したCCDを採用し、連写機能やズーム機能に磨きをかけた。
富士フイルムは1月24日、光学18倍ズームレンズを搭載したハイスペックデジタルカメラ「FinePix S8100fd」を発表した。2月下旬から販売を開始する。価格はオープンで、市場想定価格は5万円前後。
2007年9月に発売した「FinePix S8000fd」の後継機。ロングズームレンズを引き継ぎながら基本性能を向上させ、連写機能やズーム機能に磨きをかけている。
35ミリ判換算で27〜486ミリ相当の光学18倍ズームレンズを搭載し、開放F値はF2.8〜F4.5。約1センチまで被写体に接近して撮影できる「スーパーマクロ」機能を搭載する。
撮像素子は1/2.3型有効1000万画素のCCDを新たに採用するなど、従来の有効800万画素から高画素化。高感度撮影はフル画素記録でISO1600、500万画素ではISO6400にまで対応。またCCDシフト式の手ブレ補正機能を搭載。記録画素数は300万画素以下に限られるが、約13.5コマ/秒で連続33コマまで記録できる高速連写機能も備えている。
1回のシャッターで“等倍・1.4倍・2倍”の3段階(1.4倍・2倍はデジタルズーム)で撮影した写真を記録できる「ズームアップ3枚撮り」機能や、液晶にガイドフレームを表示して、撮影したい被写体の周辺部分を確認しながら望遠撮影(デジタルズーム)ができる「ねらい撮りズーム」機能を搭載。「自分がどこをズームしているか分からなくなり、被写体が見つからないといったこともなくなる」(同社)。
顔検出機能「顔キレイナビ」は、最大10人までの顔を同時に検出し、ピントや露出、フラッシュの発光量などを調整するほか、カメラが自動で赤目を補正する「自動赤目補正機能」も備えている。
0.24インチ23万画素のカラー液晶ファインダーと、2.5インチ23万画素TFTカラー液晶モニターを搭載。約58Mバイトの内蔵メモリ、xD-ピクチャーカード、SD/SDHCメモリーカードでの記録に対応する。電源には単三形電池を採用し、アルカリ乾電池4本で約300枚、ニッケル水素充電池で約500枚の撮影ができる。本体サイズは111.3(幅)×78.2(高さ)×79.3(奥行き)ミリで、重さは約500グラム(バッテリー、カード含む)。
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