パイオニア、トールボーイ「S-3EX」に新色「チェリーブラウン」追加
パイオニアが「TAD」の技術を投入した高級スピーカー3ウェイスピーカー「S-3EX」にチェリーブラウンの天然木を使用した「S-3EX-T」を追加。
パイオニアは2月5日、3ウェイスピーカー「S-3EX」にチェリーブラウンの天然木を使用した「S-3EX-T」を追加、2月下旬より販売開始すると発表した。価格は1本36万7500円。
「S-3EX」は同社のプロフェッショナル向け製品「TAD」の技術を投入した「EXシリーズ」の最新モデル。既存モデルのS-3EXが落ち着いた色彩のダークブラウンであるのに対し、S-3EX-Tは明るいチェリーブラウンとすることで、利用環境にあわせたカラーバリエーションを提供している。
16センチコーンウーファー×2とCSTドライバーによるミッドレンジ/トゥイーターの3Wayダブルウーファー構成。マグネシウム振動板を採用したミッドレンジユニットの中央には「セラミックグラファイト・トゥイーター」を搭載しており、広帯域における正確な音像と自然な音場を実現している。
ウーファーにはアラミド織布とカーボン不織布を積層構造にした独自コーンを採用、さらには磁束分布を前後対称とするLDMC磁気回路の搭載で磁束の不均一性を原因とするゆがみを大場に低減している。
エンクロージャーは、シミュレーションによりスピーカーユニットやポートの位置を最適化し、定在波の発生を抑えている。また、各ユニットが発する音のタイムアラインメントを最適化するバッフル形状「プレシジョンカーブ」を採用し、リスナーの耳に届くまでの時間を同一にした。
再生周波数は30Hz〜100kHz。インピーダンスは6オーム。最大入力は160ワット(JEITA)。音質チューニングは、ロンドンにある「Air Studios」とのコラボレーションにより行われており、キャビネットにはAir Studiosの紋章が入る。サイズは350(幅)×1224(高さ)×541(奥行き)ミリ。重量は48キロ(1本)。グリルネットとスパイク受け(×3)が付属する。
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