ワンセグ見られる「名刺ラジオ」、ソニーから
ソニーがワンセグ/AM/FMラジオに対応したカード型端末「XDV-G200」を発売する。手のひらに収まりやすい縦型フォルムで、あたかも見た目は“名刺ラジオ”。
ソニーは2月6日、AM/FMラジオ機能付きポータブルワンセグテレビ「XDV-G200」を4月10日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後。
新製品は昨年4月に発売された「XDV-100」(レビュー:働く男の通勤ワンセグ、ソニー「XDV-100」)に続く、ワンセグ放送とAM/FMラジオの受信が可能な小型端末。
ボディは58(幅)×92(高さ)の名刺サイズの縦型と小型軽量化が進められ、厚さも14ミリに抑えられている。重量は約87グラム。2.0インチの液晶を搭載しており、内蔵充電池で約8時間のワンセグ視聴が行える。ラジオ利用時はAM受信時で約22時間、FM受信時で約18時間の連続利用が可能だ。
根強い人気をもつ“名刺ラジオ”と同様、40代からの男性を中心に狙うコンセプトもあり、操作インタフェースは非常にシンプル。本体上部にはワンセグ/AM/FMいずれにも利用できる選局ボタンが設けられるほか、ヘッドフォン/スピーカーの切り替えスイッチも側面に用意されている。
アンテナはロッドアンテナではなく、ヘッドフォンケーブル兼用のコードタイプ。ラジオ/ワンセグ利用の切り替え時にアンテナを立てる/付け替えることなく利用できる。また、ラジオ利用時のみに限られるが高域ノイズをカットして聞きやすさを高めるノイズ低減機能も備えている。
パッケージにはヘッドフォンやACアダプターなどに加え、スタンド機能付きキャリングケース、充電スタンドなどが付属する。
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